テクニカル分析

バイナリーオプションで本当に使えるトレンドラインの見方・引き方徹底解説!

投稿日:2019年5月29日 更新日:

今回の記事では

トレンドラインの本当の使い方

について詳しく解説します。

 

バイナリーオプションやFXにかかわらずチャート分析において非常によく使われる分析方法ですが、

 

そもそもトレンドラインとはどのようなラインなのか?

トレンドラインがどのような役割を持つのか?

どのようなトレンドラインが信頼性が高いのか?

 

などについて詳しく解説していますのでぜひご覧になってください。

この記事で得られる事

  • トレンドラインがどのような役割を持つのかが理解できる
  • 信頼性の高いトレンドラインの見極め方が理解でき、取引の精度が上がる

トレンドラインとは

トレンドラインとは相場全体の値動きに
トレンドが発生している時に引くラインのことです。

トレンドラインの引き方

上昇トレンド:2点以上の安値を繋ぐ

下降トレンド:2点以上の高値を繋ぐ

 

トレンドラインの引き方

 

上昇トレンドと下降トレンドとは

ここで念の為「上昇トレンド」と「下降トレンド」の定義を確認しておきます。

トレンドの定義

【上昇トレンド】
価格が前回の安値と高値を切り上げ上昇している状態

【下降トレンド】
価格が前回の安値と高値を切り下げたて下降している状態

下記の図のような値動きを見せている時のことですね。

 

上昇トレンド・下降トレンド

 

なぜトレンドラインを引くのか?

トレンドラインの引き方

 

もう一度上記値動きの図を見て下さい。

松井

なぜ上昇トレンドだと安値を基準にラインを引くのでしょうか?
なぜ下降トレンドなら高値を基準にラインを引くのでしょうか?

この質問に答えることができますか?

 

そもそもトレンドラインを引くことで、トレンドの継続や終わりを知るための役割があります。

 

そしてトレンドをダウ理論の観点から考えると、

上昇トレンド場合は安値の更新、下降トレンドの場合は高値の切り下げが定義になっているため
それぞれ安値と高値を繋ぐ必要がある
からです。

 

トレンドラインの役割

  • トレンド継続の確認
  • トレンド転換の時期を示唆

 

トレンドラインが示す2つの役割

ではここからは、上記であげた2つの役割ついて詳しく解説していきます。

トレンド継続の確認

トレンド継続の確認とは

  • 上昇トレンドであれば押し目
  • 下降トレンドであれば戻り目

それぞれを見極めて反発のポイントを狙うために利用します。

 

トレンド継続

このようにラインを引くことで押し目や戻り目を狙うポイントがわかります。
バイナリーであればその上昇時ライン付近でハイエントリー、下降時であればライン付近でローエントリーの目安になります。

 

トレンド転換の時期を示唆

トレンド終焉や転換時期をトレンドラインを引くことで把握することができます。
FXでは利確のタイミングで利用されることが多いです。

 

下記の上昇トレンドの図をご覧下さい。

 

①上昇トレンドの始まりでは買いポジションをもつトレーダーが多く存在します。
②その後、順調に価格が上昇した場合、トレンドラインをブレイクした時に買いポジションの勢力が利確を行う傾向があります。

このような状況において、引いていたトレンドラインをブレイクすると
さらに売りの勢いが強まることもあり
このタイミングでトレンドの終焉・もしくは転換の時期を示唆したと捉えることができます。

 

松井
ダウ理論の観点から見ると、トレンド転換とは押し安値をブレイクしたポイントなのでトレンドラインをブレイクしたからといって上昇から下降に目線が切り替わっただけではない(トレンドが転換したわけではない)ということは覚えておいてください。

 

正しいトレンドラインの引き方

それでは正しいトレンドラインの引き方について解説します。

 

トレンドラインは、トレンドが形成されていないと引くことはできません。

上昇トレンドの場合は、前回の高値を切り上げたのを確認して初めてラインを引くことができます。

正しいトレンドラインの引き方

 

 

ということは、以下のように高値を切り上げていないチャートの場合、正しいトレンドラインの引き方とは言えません。

誤ったトレンドライン

むしろレンジ相場のような価格推移と捉えられます。

つまり、切り上げた高値の起点となった安値を繋ぐのが基本的考えです。

 

松井
しかし、僕自身はこの基本にそこまで固執する必要はないと考えています。

例えば、以下のチャートのように前回の高値と同じくらいの価格で高値をつけるようならトレンドラインを引いています。

トレンドライン

松井
実際にラインを引いてみて、そのラインが機能しているようなら利用すればいいですし、機能していないようなら利用しない、といったように臨機応変に対応することが重要です。

 

ローソク足の実体に引くのか?ヒゲの先に引くのか?

そして、このトレンドラインの引き方で必ず論争となるのが

ローソク足の実体の先を起点とするのか?

それともヒゲの先を起点にするのか?

についてです。

 

欧米のトレーダーの場合は、ローソク足の代わりに「バーチャート」と呼ばれるものを使用する人が多いため、

トレンドラインはヒゲの先をつなぐ

という解説をしている人もいますが、

 

松井
僕自身は、そこまで神経質になる必要はないと考えています。

 

なぜなら、ローソク足によっては長いヒゲをつけることもあれば、短いヒゲをつける場合もあります。

そのような時に律儀にヒゲの先でトレンドラインを引いてたとしも結果、全くラインとしての機能を果たさないことも起こります。

 

チャートの答えは全て左側にある」という言葉があるように過去の相場を分析することが非常に重要となってきます。

松井

 

「過去のチャートがどういったラインで反発しているのか?」

「ヒゲで引いたらラインが意識されているのか?」

「実体でのラインの方が意識されているのか?」

これらを分析した上で臨機応変にラインを引くことが重要です。

 

トレンドラインの信頼性を高める5つのポイント

ここからはトレンドラインの信頼性を高める5つのポイントについて詳しく解説します。

1、反発する回数

ローソク足がトレンドラインで反発している回数が多いほど信頼性が高くなります。

 

上昇トレンドであれば押し目をつけたポイントで、

目安としては3〜4回以上反発しているようなラインであればそれ以降も継続してい意識されるラインになり得ます。

トレンドラインの反発回数

 

 

2、ラインの役割の変化

ラインの役割の変化とは、サポートラインとして機能していたトレンドラインがローソク足のブレイクした後、レジスタンスラインとして機能が反転することを指します。

以下のチャートでは
Aというトレンドラインをローソク足がブレイクした後、再び価格がラインに近づきレジスタンスラインとして働いたパターンを表しています。

さらに、新たにトレンドラインBを引くことができた場合、そのトレンドラインの信頼性はより高くなる傾向にあります。

トレンドラインの役割が変わる

 

 

3、上位足の流れに沿ったライン

これは普段見ている時間足より、上位足のトレンドの流れと同じ方向にトレンドラインが引けるのであればより信頼性が高くなるという意味です。

下記の図では5分足におけるトレンド(小さい波形)と1時間足におけるトレンド(大きい波形)の方向が一致しているのを表しており(どちらも上昇トレンド)、上位足とトレンドの方向が一致しているほどトレンドラインの信頼は高くなります。

上位足の流れに沿ったライン

 

 

4、トレンドラインの角度

トレンドラインの角度によって信頼性が変わってきます。

 

ウィリアム・ギャンというテクニカルトレーダーがが提唱した「ギャン理論」では規則性を重視しており、45度の角度が理想形とされています。

 

これはトレンドラインも同様で、45度の角度に近いほど安定的な推移をしているとされています(下記画像の真ん中)。

この角度が急すぎる場合、上昇の力が強い半面、下降の力も強くなりトレンドラインがブレイクする可能性が高くなります(下記画像の左)。

そして反対に、角度が低すぎるとトレンドが形成されていると認識されません(下記画像の右)。

トレンドラインの角度

松井
僕の経験上、45度±10度程度のトレンドラインが信頼性が高いと考えています。

 

 

5、ゴールとなるライン

トレンド発生中において、
ポジションを保有しているトレーダーたちによる明確な利確のポイントとなるラインが引ける場合はラインの信頼性が高くなります。

 

以下のような上昇トレンドの場合、底値となるポイントでは買いポジションが発生しています。

そして、買いポジションにおける明確な利確ポイントとなるラインを引くことができ、且つそのラインまでの値幅が大きいほどトレンドラインの信頼性は高くなります。

 

ゴールとなるライン

 

 

実際のチャートでの解説

では実際のチャートを用いてトレンドラインについて解説します。

以下の画像はUSD/JPYの1時間足のチャートです。

 

下記チャートの左から見ていくと

①安値を更新したのを確認した時点で初めてトレンドラインを引く
②そして実際にトレンドライン付近で価格が反発しているのを確認
③前回の安値を更新できなかった(この時点で下降トレンドから上昇トレンドへの転換が示唆される)。
④その後、ライン付近で価格がもみ合う

という流れになっています。

 

そしてトレンドラインをブレイクしたのを確認して新たにトレンドラインを引きます。

①新しくトレンドラインを引く
②1本目のラインをブレイクした後、1本目と2本目のトレンドラインが交差した部分で反発(サポートラインとして機能する可能性を示唆)
③前回の戻り高値のラインを大陽線がブレイク(上目線への転換)
④1回ラインをブレイクした後、ラインで反発(レジスタンスラインとして機能)
⑤再びラインに近づいた部分で反発を狙う(プラスで水平線があれば根拠は強い)

 

また、上記で解説した「角度」に着目し、トレンドラインに対するローソク足の角度を分析してみます。

一般的にローソク足の角度が急であるほど一方向へ進む力が強いのでラインをブレイクする可能性が高くなります。

①ローソク足の角度は急だが、安値からラインまで値幅があるためブレイクしていない
②さらに角度が大きくラインまでの値幅が小さいためブレイクしている
③①と同様に角度は急だが安値からラインまでの値幅があるためブレイクせずに反発している。

松井
このようにトレンドラインに対する角度や値幅に着目することにより、トレンドラインの有効性を見極めるヒントになりますのでぜひ活用してみてください。

 

まとめ

今回の記事ではトレンドラインの正しい引き方と信頼性の高いトレンドラインの見極め方について解説しました。

トレンドラインを引く際には一般的なセオリーに固執せずに過去の相場を分析した上で臨機応変に対応することが非常に重要です。

 

そして、トレンドラインの信頼性は以下の5つのポイントに着目することにより見極める事ができます。

トレンドラインの信頼性を高めるポイント

  1. 反発する回数
  2. ラインの役割の変化
  3. 上位足に流れに沿ったライン
  4. トレンドラインの角度
  5. ゴールとなるラインの有無

上記を踏まえ実際のチャートで活用してみて下さい。

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