- バイナリーオプションにおける勝率の重要性がわかる
- 自分がなぜ勝てないのか?がわかる
- 勝率を上げる方法がわかる
こんにちは、松井です。
バイナリーオプションでなかなか勝率が上がらず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
誰もが勝率を上げて利益を増やしたいと思うのは当然のことだと思います。
そこで今回は、安定的に勝率を上げるための5個の要素について詳しく解説していきます。また、勝てない人の特徴についても解説していきますので、勝率を上げたい方は必ず目を通しておくことをおすすめします。
バイナリーオプションで勝率が上がらなくて困っているなら下記のリンクから僕(松井)に直接相談もできますのでお気軽にご連絡ください!
バイナリーオプションにおける勝率の計算方法
勝率を上げるための解説を前に、まず肝心の勝率の計算方法について触れておきたいと思います。
こちらが勝率の計算式になります。
勝率の計算式
勝率(%)= 勝ちの回数 ÷ エントリー回数 ✕ 100
10回エントリーして7回勝てば、勝率70%という事ですね。
バイナリーオプションにおける利益の計算方法
次にその勝率を踏まえ、バイナリーオプションにおける利益の算出方法も確認しておきましょう。
利益の計算方法
エントリー金額 × 取引回数 × (ペイアウト率 × 勝率 – 100) ÷ 100
ペイアウト率とは
エントリー金額に対して、勝った時にいくら還元されるのかを表した数字のことです。
例えば以下の条件だと
- エントリー金額:10,000円
- 勝率:60%
- 取引回数:40回
- ペイアウト率:1.85倍
10,000円 × 40回 × (1.85 × 60 – 100) ÷ 100 = 44,000円の利益となります。
バイナリーオプション取引に必要な勝率(損益分岐点)
では、バイナリーオプションの取引において何%の勝率があれば利益を出す事ができるでしょうか?
ちなみに利益がでるために必要となる勝率の分岐点を「損益分岐点」と呼びます。
損益分岐点の計算方法
損益分岐点(%) = 100 ÷ ペイアウト率
例えばハイローオーストラリアの15分取引の場合、ペイアウト率が1.85倍なので、損益分岐点は
100 ÷ 1.85 = 54.054054・・・%
このことから、ペイアウト率1.85倍なら利益がでる分岐点の勝率は約54.05%以上ということになります。
(エントリー金額が一定の条件)
ここからは、そのような「勝てない人の特徴」をいくつか紹介します。
あなたも当てはまっていないかチェックしてみて下さい。
バイナリーオプションで勝てない人の特徴
バイナリーオプションで勝てない人によくある特徴は以下の5つです。
勝てない人の特徴
- 手法を持たずに取引をしている
- 手法(ルール)を信じきれていない
- 正しい資金管理ができていない
- 知識やインジケーターを詰め込みすぎ
- 取引記録をつけていない
1.手法を持たずに取引をしている
「なんとなく反発が期待できるチャートパターンだから逆張りのエントリーしよう」
といったように、自分なりの根拠をもとにエントリーしていても長期的な目で見た時に勝てるようにはなれません。
しっかりと「〇〇の条件の時にエントリーした場合、勝率は〇〇%が出ている」のようなデータが過去の相場で確認できた上でエントリーに臨んでいるかが重要になってきます。
過去の検証で損益分岐点より高い勝率の手法を身につけるまでは感覚的にエントリーする事は控えましょう
もし手法を持っていないのでしたら選択肢は以下の2つがあります。
- 信頼できる人から裁量取引(手法)を学ぶ
- 勝てるサインツールを使用する(またはツール+裁量)
どちらの選択肢も過去のデータに対して検証が行われている事が大前提です。
詳しくは以下のページで説明しているのでご覧になってください。
この記事で得られる事バイナリーオプションのおすすめの手法がわかる バイナリーオプションの手法を使うためにやるべきことがわかる バイナリーオプションで勝ち続けるための考え方がわかるこんにちは、松井で[…]
また僕自身もバイナリーオプションのサインツールを開発しているので興味がある方は以下のリンクからご覧になってみてください。
2.手法(ルール)を信じきれていない
これはどういう事かという言うとあなたの手法が仮に60%の勝率だったとしても、淡々とルールに従ってエントリーする事ができないがために結果収益が上がらないという状況の事を言います。
その理由は感情が邪魔してルールを破ってしまうからです。
例えば頭では
と考えていても何回か負けが続いてしまうとエントリーが怖くなったり、余計な知識が邪魔して
というようにエントリーしない理由を探し出します。
そしてその結果、
というように勝ちを逃してしまう事も起こってきます。
だからといって、仮にエントリーせずに、負けを回避できたからといって正解というわけではありません。
ルールを守らなかったことが問題なんです。
そして「負けそうだな」と感じたのであれば、負けそうな理由をしっかりと言語化してルールに追加してください
結局のところ、ルールを守れない原因は自分のお金が減っているからです。
この話を聞いて身に覚えがあるならば一度エントリー金額を見直してください。
仮に現在のエントリー金額が口座残高の5%であれば3%に、それでも負けた時にメンタルがブレるようであれば1,000円まで下げてもいいですし、デモからやり直してもいいと思います。
負けが続いた後でエントリー金額を下げるのは非常に抵抗があると思います。
その気持ちは非常によくわかります。
って思いますよね?
ですがおそらくそう考えた時点で負けです。
十中八九また資金が減っていきます。
なぜなら相場はあなたの気持ちなんて汲んでくれないからです。
仮にデモトレードでエントリーで負けたとしても落ち込みませんよね?
それと同じです。
例えばデモ→1,000円→2,000円といったうように、徐々にエントリー金額を上げていく。
早く稼ぎたい気持ちをグッと抑えてコツコツ進んでいったほうが最終的に近道になるのです。
3.正しい資金管理ができていない
上記では「勝率が損益分岐点を超えていれば利益を得ることができる」とお伝えしましたが、あくまでもエントリー金額が無理のない一定額だった場合の話です。
例えば、総資金に対してエントリー金額の比重が重かったり、戦略なきマーチンゲール手法を使ったりするとどんなに勝率が高くてもじきに資金はなくなってしまいます。
そこで重要になるのが資金管理です。
資金管理とは
資金管理とは、自分の手法に対して資金をどのように運用すれば無理なく利益が増えていくのかを把握し運用することです。
僕の考える資金管理とは許容範囲のリスクを想定し、確実に資金を増やす運用です。
つまり「最小限のリスクで最大限の成果をあげる方法」がベストだと思っています
例えば以下のルールを守るだけでも大きなリスクになることはありません。
資金管理
1回のエントリー金額を口座残高の3%以下で固定する
人によっては、
こんな感じでエントリー金額を自分の感覚で変えていたら、「勝率は高いんだけど収益はマイナス」なんて事になりかねないのではじめのうちは一定の期間(1週間単位や1ヶ月単位)は金額を変えずに取引することをオススメします。
ある程度安定した運用ができるとわかれば増えた額に応じてエントリー金額を増やす「複利運用」という考えもありです。
以下の動画では資金管理の考え方について解説していますので是非ご覧になってください。
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有…
4.知識やインジケーターを詰め込みすぎ
次によくありがちな勝てない人の特徴に新しい根拠を増やすためインジケーターを過度に多くチャートに表示させている人です。
勉強をたくさんして、一般的に言われているエントリーの根拠をいくら足していっても勝てないのが投資の難しいところです。
ボリンジャーバンドにタッチして、移動平均線がパーフェクトオーダーで、RSIとストキャス、一目均衡表、そしてフィボナッチラインも引いて、高値、安値を確認して・・・
こんな感じでチャートがラインやインジケーターだらけになっていませんか?
これだけたくさんのインジケーターを表示させたら、全てのインジケーターのエントリー条件を満たす頻度はかなり少ないはず。
そうなると、以下のように
- エントリー①:基本となる手法+インジケーター①
- エントリー②:基本となる手法+インジケーター②+フィボナッチ
のように毎回根拠が違う、という状況になってしまったり、「見るポイントが多すぎてエントリー自体ができなくなってまう」となってしまいがちです。
5.取引記録をつけていない
取引記録をは必ず残すようにしましょう。
ハイローオーストラリアでは、自分の取引履歴を見ることができますが、それでは不十分です。
少なくとも以下のポイントを記録として残しましょう。
- 時間
- 通貨ペア
- 値段
- 勝敗
バイナリーオプションの勝率を上げる方法5選
ではここからは、実際にどうやって勝率を上げれば良いのかポイントを1つずつ解説していきます。
勝率を上げる方法
- 手法の改良
- 相場分析を行う
- エントリーの時間帯を意識する
- 危険な時間帯での取引を避ける
- 複数通貨の動きを見る
1.手法の改良
自分が使用している手法を改良する方法です。
ポイント
まずは基本のルールをベースにして、
その手法がどのような相場で勝ちやすいのか?
レンジに強いのか?トレンドに強いのか?
プラスαとして根拠を集めましょう。
そのために自分がエントリーした時のチャートを画像として保存し、負けている時と勝っている時の傾向を分析します。
例えば、仮にあなたが逆張りの手法であれば、過去相場を振り返った時に、全く上下に動いていない相場だと反発する可能性が低くなります。
他にも高値・安値や過去に意識されていたラインを引くことにより、エントリーの根拠として使用できます。
2.相場分析を行う
実際に取引を行う前に必ず相場分析を行いましょう。
特に注目してほしいの以下の2つです。
分析ポイント
- 手法が相場にマッチしているか
- 円やドルなどの主要な通貨がどちらの方向に進んでいるか
手法が相場にマッチしているか
各通貨ペアごとに自分の手法が1日単位、週単位、月単位で見た時に有効なのかを過去の相場で確認しましょう。
なぜなら通貨ペアごとにクセがあり、週単位や月単位で勝率が大きく変わってくる事もあるからです。
円やドルなどの主要な通貨がどちらの方向に進んでいるか
クロス円やドルストレートの通貨ペアの方向を確認しましょう。
例えば、USD/JPY、EUR/JPY、AUD/JPY、GBP/JPYのチャートを見た時に上昇方向に進んでいるのであれば円は売りの方向に進んでいるのが読み取れます。
3.複数の時間足を見る
次のポイントとして、エントリーする際には複数の時間足でチャートを確認しましょう。
複数の時間足を確認することにより、相場の流れを把握できたり、より精度の高いエントリーが可能となります。
このように複数の時間足を見て相場分析を行うことをマルチタイムフレーム分析と呼びます。
詳しくは以下の記事で解説しています。
この記事で得られる事マルチタイムフレーム分析のやり方がわかる エントリーの精度が上がり勝率が安定するこんにちは松井です。FXなどでよく使われるマルチフーレム分析(MTF分析)のことを知っています[…]
4.エントリーの時間帯を意識する
相場分析にも関わってくるのですが、手法によって時間帯による勝率は変わってきます。
為替時間帯の特徴については以下の動画をご覧下さい。
主要な市場の時間ごとに特徴を解説しています。
危険な時間帯での取引を避ける
取引を行う上で取引を避けたほうがいい時間帯がいくつかありますので解説します。
ポイント
- 要人発言や経済指標
- マーケットオープン
- 節目時間
要人発言や経済指標
要人発言や経済指標発表の前後30分は、取引を控えましょう。
重要度が高いほど相場への影響が大きく、テクニカル分析とは関係のない動きをする可能性が高くなります。
注意ポイント
どう動くかわからないのに取引をする=ギャンブル
と考えてください。
普段は勝率60%のポイントでエントリーしているのに、勝つか負けるか予測ができない場面でエントリーする必要はないですよね?
「いかに負けを防ぐか?」この考えをしっかり持ってください。
経済指標の確認の方法はインターネット上のページから確認ができます。
このサイトに掲載されている発表のうち重要度の高い(星2つ以上)の発表の前後約30分~1時間はエントリーを控えるようにしましょう。
マーケットオープン
三大市場と呼ばれる以下の3つの市場の前後30分前後も取引に注意してください。
三大市場
- 東京市場:9時
- ロンドン市場:16時(冬時間は17時)
- ニューヨーク市場:21時(冬時間は22時)
ニューヨーク市場の夏時間 : 3月 第2 日曜日 ~ 11月 第1 日曜日 まで
ロンドン市場の夏時間 : 3月 最終日曜日 ~ 10月 最終日曜日 まで
5.関連通貨の動きを見る
関連通貨とは
USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPY、NZD/JPYなど片方の通貨が共通している通貨ペアの事を指し、これらの通貨は連動した動きをする事が多い。
関連通貨の動きを確認し、エントリーの根拠とすることが可能です。
例えば、USD/JPYがエントリーの水準に達し反発が予想できた時に関連通貨であるEUR/JPYでも反発の根拠を見出すことができれば、関連するUSD/JPYでも反発する根拠が強くなると推測することができます。
注意ポイント
ただし、関連通貨が同時に大きく動いた時はエントリーを控えたほうが安全です。
なぜなら、そのような時はファンダメンタルズの要因による動きの可能性が高くテクニカル分析どおりの動きをしないことが多いからです。
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勝率とエントリー回数と収益の考え方
最後に、勝率とエントリー回数と収益の考え方についてお伝えします。
突然ですが、
以下の2つの条件があったとしたらあなたはどちらのケースを選びますか?
【ケース1】
- エントリー金額:1,000円
- エントリー回数:100回
- 利益:12,800円
【ケース2】
- エントリー金額:1,000円
- エントリー回数:20回
- 利益:11,960円
ご覧いただいてわかるように、ケース1の方がわずかばかり利益が多くなっています。
「利益」という結果だけを見るとケース1が高く優れているように見えますが
「勝率」という観点にフォーカスすると
ケース1=勝率60%
ケース2=勝率85%
という内訳になっています。
目指すべきトレードスタイルは、断然ケース2になります。単純にケース2の方が勝率が高いということもありますが
勝率が高いほうが口座残高の変動が小さくなるからです。
例えば【ケース1】の場合、100回エントリーしたら40回は負けると言うことです。
最悪、最初の10回を連続で負けたしまったとしたら、資金が大きく減ってしまいます。
つまり、勝率が低い条件の場合、最大連敗数が多くなってしまう可能性が出てきます。
仮に10連敗したとしても
と考えることができればいいのですが、大半の人は口座残高が減るほど正常な判断ができなくなります。
注意ポイント
人は資金が増えた状態からの負けなら許容できるのですが、
最初に負けが続いて資金が減ってしまうと、
エントリーするのが怖くなり、根拠の高いエントリーポイントでも消極的になってしまいます。
ですので【ケース2】のように勝率が高い場合、連敗数も少なくなり資金が減る可能性下がるので精神的に安定して取引に臨むことができます。
また、勝率が高く連敗数を少なくする事ができるのであれば
エントリー金額を増やすことにより、さらに利益を伸ばすことも可能なのも大きなメリットです。
量(エントリー回数)も大事ですが質(勝率)を追い求めていくトレードに重きをおいた方がいいという事を改めてお伝えしたかったという事です。
まとめ
今回の記事では、バイナリーオプションで勝率の重要性や勝てない人の特徴、勝率を上げるための具体的な方法について解説しました。
バイナリーオプションで勝つためには
バイナリーオプションで勝つ方法
- 確立した手法を使ってルール通りエントリーする
- 負けているポイントを検証する
- 負けやすいポイントを避けるためのルールを追加
これをひたすら繰り返して勝率を上げるだけです。