インジケーター

【バイナリー・FX】世界中で使われている移動平均線の使い方

今回の記事では、最も有名なインジケーターと言っても過言では無い

移動平均線

について詳しく説明します。

移動平均線を使用することにより、相場の方向を認識する事ができたり反発ポイントの予測にも使用できるので、普段のエントリーにプラスの根拠としても使用できるのでしっかりと理解してください。

移動平均線とは

移動平均線はトレンド系のインジケーターの1つで、上昇下降トレンドの認識など相場の方向を把握するのに使用されており、
その見やすや、わかりやすさから多くのトレーダーに利用されています。

移動平均線の構成

移動平均線自体は、一定期間の終値の平均値をつなぎ合わせた線になります。

そしてこの線を「何本分のローソク足を基に計算するか?」を変えて複数本の線を表示させるのが一般的です。

短期・中期・長期と3種類表示させる事が多くそれぞれの期間(ローソク足の本数)は主に

  • 短期線(5、7、14、20本)、
  • 中期線(20、21、50、75本)
  • 長期線(75、100、180、200本)

となっています。

移動平均線の種類

そして、移動平均線には以下の3種類があります。

単純移動平均線(SMA)

文字通り、設定した期間におけるローソク足の終値の平均値を算出し、その値を繋いだ移動平均線です。
単純に、「移動平均線」とう言う場合は、この単純移動平均線を指します。

【計算式】
SMA =(直近の終値+1本前の終値+2本前の終値・・・+(N-1)本前の終値)÷ N

N:設定した期間(ローソク足の本数)

加重移動平均線(WMA)

単純移動平均よりも、直近の価格に重点を置いた移動平均線です。

【計算式】
WMA =[ 直近の終値×n+ 前日の終値×(n-1) + 前々日の終値×(n-2) +・・・・・+ (N-1)日前の終値 ] ÷ [(N+(N-1)+(N-2)+・・・+2+1) ]

N:設定した期間(ローソク足の本数)

指数平滑移動平均線(EMA)

加重移動平均線より、さらに直近の価格に重点を置いた移動平均線です。

【計算式】
EMA = 直近のEMA + [2÷(N+1)] x (当日終値 – 前日のEMA)

N:設定した期間(ローソク足の本数)

移動平均線の使い方

それでは実際の移動平均線の使い方についていくつか説明します。
(以降の説明では単純移動平均線を用いて説明しています)

下値支持線(サポートライン)と上値抵抗線(レジスタンスライン)

移動平均線を下値支持線または上値支持線として使用する方法です。

通常、サポートラインやレジスタンスラインといったら、前日の高値や安値の位置に引く水平線の事を言う場合が多いですが、移動平均線でも同様に使用する事ができます。

下の図は、MT4上に短期(赤)・中期(青)・長期(黄)の移動平均線を表示させており、サポートラインとして機能したチャートです。
ご覧になっていただければわかるようにローソク足が長期(黄)の移動平均線にタッチした所で反発しているのがわかると思います。

サポートライン

また下の図は先ほどと反対に移動平均線がレジスタンスラインとして機能したチャートです。
ローソク足が中期(青)の移動平均線にタッチした所で反発しているのがわかると思います。

レジスタンスライン

トレンドの把握

移動平均線を使ってトレンドを判断する事ができます。

上記で説明した通り、移動平均線はローソク足の終値を平均化して表したインジケーターです。
なので当然ですが価格の変動と共に上方向に進んだり、下方向に進み、短期間の移動平均線の方がローソク足に近い動きをします。

下の図を見てください。
チャートの左側の部分では、移動平均線は上から長期(黄)→中期(青)→短期(赤)の順に並んでいます。
そして時間が進み、ローソク足が上方向に進み出すと短期と中期の移動平均線が長期の移動平均線を上に突き抜けています。

このようにより短い期間の移動平均線が長期の移動平均線を上方向に突き抜けるポイントを「ゴールデンクロス」と呼び、3本の移動平均線が上から、短期、中期、長期となった状態を「パーフェクトオーダー」と言い、その状態になった時は強い上昇トレンドが発生していると判断ができます。

ゴールデンクロス

ちなみにこのようにゴールデンクロスとは反対に短い期間の移動平均線が長期の移動平均線を下方向に突き抜けるポイントを「デッドクロス」と呼び、その状態になった時は強い下降トレンドが発生していると判断ができます。

デッドクロス

FXの視点となるのですが、

  • ゴールデンクロス=上昇シグナルなので買いのサイン
  • デッドクロス=下降シグナルなので売りサイン

の判断材料とされる事が多いです(順張りとして使用)。

このことから、
ローソク足が移動平均線より“上”にあるときは強気(上昇)相場
ローソク足が移動平均線より“下”にあるときは弱気(下降)相場
ローソク足と移動平均線が重なっているときは迷い(レンジ)相場

と判断できます。

移動平均線使用上の注意点

移動平均線は世界中で使用されているインジケーターですが使用する上で注意しなければならない事があります。

それは、ローソク足の変動に対して移動平均線の反応は遅く、タイムラグが発生する事です。
これは移動平均線の計算式を見てもらえばわかると思いますが、過去の価格を計算に使用しているため起こってしまいます。

なので移動平均線単体で相場の動きを予測することは難しいです。あくまで大きな流れ(トレンド)の把握に利用したり、他のインジケーターと併用してエントリーポイント見つけるようにした方がいいでしょう

ここで1つ思い出して欲しいのですが、移動平均線にはいくつか種類があります(上記の「移動平均線の種類」で説明)。
単純移動平均線の場合、先ほど説明した通り、ローソク足に対してタイムラグが発生しますが、他の2つの移動平均線は直近の価格に重点を置いているのでタイムラグが発生しづらいです。

「だったら最初からそっちの移動平均線をつかえばいいのでは?」

という疑問が浮かぶかもしれません。

しかし、この2つの移動平均線にも欠点があります。
それはローソク足の動きに敏感な反面、「ダマシ」と呼ばれるエントリーサインが出たにもかかわらず、予想した方向とは反対に進んでしまう現象が起こりやすくなります。

なので、それぞれの移動平均線のメリットとデメリットを理解した上で、自分の手法に取り入れる事が重要です。

MT4での移動平均線の挿入方法

MT4画面上部の「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」→「Moving Average」をクリックしてください。

期間:ローソク足何本分を計算に用いるか?

最後に「OK」をクリックすれば完了です。

挿入したい移動平均線の本数に応じて、以上の操作を繰り返してください。

まとめ

今回の記事では、移動平均線の種類や基本的な使い方を説明しました。

移動平均線は世界中で使用されているため、相場分析を行う上でも重要になってきます。

移動平均線を使用することにより、相場の方向やトレンドの強さを見極める事ができます。
ただし、単体ではエントリーポイントを見つけるのには向いていませんので、他のインジケーターなどと併用して根拠の1つとして使用するのがオススメです。

 

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