こんにちは、松井です。
ハイローオーストラリアで取引していると、
「FXにはゼロカットがあるが、バイナリーオプションはどうなのだろう?」
と気になることがあるのではないでしょうか。
ゼロカットは損失を最小限に抑える上で非常に重要なリスク管理方法です。
しかし、結論からいうとハイローオーストラリアにはゼロカットシステムがありません。
ゼロカットがないと追証によって多額の借金を抱えることになるのでは、と不安になるかもしれませんが、ゼロカットがなくてもハイローオーストラリアではローリスクで取引できます。
そこで今回の記事では、ゼロカットの概要からハイローオーストラリアにゼロカットがない理由まで詳しく解説していきます。
ハイローオーストラリアにゼロカットがないことで悩んでいた方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
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- ゼロカットとはどのようなシステムか
- ハイローオーストラリアにゼロカットがない理由
- ハイローオーストラリアはゼロカットがなくてもローリスクで取引可能
そもそもゼロカットとはなにか?
ゼロカットとはFXにおける口座残高以上の損失額を業者が負担することを指します。
例えば口座残高が100万円の時に200万円の損失が出ても、トレーダーが負担する金額は100万円まででそれ以上の損失は実質的には発生しません。
簡単にいえば、証拠金が足りない事態に陥っても追加請求が発生しないのがゼロカットです。
FXではリスク管理の面でも重要
先ほど説明したように、ゼロカットはFXにおける仕組みのひとつです。
ゼロカットがあるかどうかでFXでのリスク管理のしやすさは大きく変わり、もし口座残高が100万円だったとしたら、
- ゼロカットあり:口座残高以上のマイナスが出ても業者が補ってくれる(損失は最大100万円まで)
- ゼロカットなし:口座残高以上のマイナスは追証によってトレーダーに請求される
という違いがあります。
できるだけリスクを抑えた取引をするなら、ゼロカットがある業者を選ぶことが大切です。
国内FX業者にはゼロカットがない
ただし、ゼロカットを採用しているのは海外FX業者だけで、国内FX業者にはゼロカットシステムがありません。
国内FX業者にゼロカットがないのは、金融商品取引法によって禁止されているためです。
第三十八条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資助言・代理業又は投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。
二 顧客を勧誘するに際し、顧客に対して、損失の全部又は一部を補てんする旨を約束する行為(損失補塡等の禁止)
第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為
出典:金融商品取引法
FX業者ならどこでもゼロカットを採用しているわけではないので注意しましょう。
海外業者のハイローオーストラリアになぜゼロカットがないのか?
ロスカットについて理解したところで冒頭の疑問に戻ると、ハイローオーストラリアにはゼロカットシステムはありません。
ただそうなると海外業者であるハイローオーストラリアになぜゼロカットがないのか、という疑問も生じるでしょう。
また、ゼロカットがないなら取引で大きな借金を背負うリスクがあるのでは、と不安になるかもしれません。
しかし、結論からいってハイローオーストラリアで取引していて口座残高以上の損失を被ることはありません。
その理由について詳しく見ていきましょう。
そもそもハイローオーストラリアはバイナリー業者
そもそも、ハイローオーストラリアはバイナリーオプション業者であってFX業者ではありません。
これまでに説明してきたゼロカットに関する内容は全てFXの場合であり、バイナリーオプションとは別物です。
そして、バイナリーオプションには海外業者・国内業者問わず仕組みとしてゼロカットが存在しません。
言い方を変えると、バイナリーオプションの取引ではゼロカットのシステム自体が必要ないのです。
なぜバイナリーオプションではゼロカットがないのか、その理由はバイナリーオプションとFXの取引方法の違いにあります。
ゼロカットがなくてもバイナリーオプションがローリスクな理由を確認していきましょう。
バイナリーオプションとFXの違い
それでは、バイナリーオプションとFXの違いとは何なのでしょうか。
ゼロカットに関連する要素としては以下の2つが挙げられます。
- 取引内容
- リスク
それぞれ詳しく説明していきます。
取引内容
まず、バイナリーオプションとFXの最も大きな違いが取引内容です。
バイナリーオプションでは、現在価格より上昇するか、下降するかを予想してハイ・ローのどちらかでエントリーします。
例えば為替レート100.05でハイのエントリーをしたなら、決済時のレートが100.06でも掛け金とペイアウト率に応じたまとまった利益が得られるということです。
一方、FXは現在価格から決済価格までの値幅で利益が決まります。
為替レートが100.05の時にロングポジションを持ち、100.06で決済しても差は0.01pipsなので、利益は微々たるものです。
バイナリーオプションはペイアウト率によって得られる利益が変わりますが、仮に50,000円でエントリーしてペイアウト率が1.85倍なら42,500円の利益が出ます。
しかしFXで1万通貨、およそ40,000円の証拠金で取引をした場合は100pipsの獲得で10,000円の利益です。
つまりそれぞれの特徴をまとめると、
- バイナリーオプションは0.01pipsでも勝てば固定の利益が出る
- FXは獲得した値幅が大きいほど利益が伸びる
ということになります。
リスク
そして注意すべきは、利益が出る仕組みはそのまま損失が出る仕組みでもあるということです。
バイナリーオプションは予想が外れて負けたとしても、エントリー金額が1,000円なら1,000円、50,000円なら50,000円しか失いません。
ですが、FXは40,000円でポジションを持って予想とは反対に相場が動いた場合、値幅が大きくなればなるほど損失額も膨れ上がっていきます。
FXでは急激な値動きによって損失額が口座残高以上に膨らむリスクがあるのです。
しかし、バイナリーオプションは先ほど説明したように損失が出るとしてもエントリー時の金額だけです。
取引の仕組み上、バイナリーオプションではトレードごとの損失額が限定されていて掛け金以上の損失が出ることはありません。
つまり口座に100万円入金してあったとしても、掛け金を10,000円や100,000円としておけば1回の取引だけで口座残高が全てなくなるようなことは有り得ないのです。
バイナリーオプションがローリスクな理由
ゼロカットシステムがバイナリーオプションには不要であることを何度か説明してきましたが、理解を深めるためにもう一段階掘り下げておきましょう。
バイナリーオプションにゼロカットがないのは、取引の仕組み的にローリスクであることが大きな理由です。
バイナリーオプションがローリスクな理由としては、
- 短時間で利益を得やすい
- 少額から始めることができる
- 損失は掛け金のみ
などが挙げられます。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
短時間で利益を得やすい
バイナリーオプションがローリスクな理由の1つ目は、短時間で利益を得やすいことです。
すでに説明したように、FXは獲得した値幅が大きいほど高い利益が狙えます。
しかし、一度の取引で稼ぐ金額を増やすには証拠金額を多くするか、獲得する値幅を大きくするかしかありません。
投資に回せる資金が少ない方にとっては必然的に大きな値幅を狙うことになりますが、問題は値幅というのは短時間では大きく動きにくいということです。
そのためFXで大きな値幅を取ろうとすると、数時間かかることも珍しくありません。
しかしバイナリーオプションなら利益が値幅に左右されない上に、取引自体も数分で終えることが可能です。
短時間で取引が完結するためトレードにかけられる時間がなかなか取れない方でも取り組みやすく、急激な値動きによって損失を被るリスクも低いのです。
少額から始めることができる
バイナリーオプションがローリスクな理由の2つ目は、少額から始められることです。
FXは国内業者だと1,000通貨が最小取引単位となっていることが多く、FXで取引を始めるためには最低でも4,000円程度は必要です。
ポジションを持った直後の値動きによってマイナスが出ることも考慮すると、10,000円以上は口座に入金していないと満足な取引はできません。
しかし、バイナリーオプションはハイローオーストラリアであれば1,000円から取引できるため、必要な資金が圧倒的に少なく済みます。
損失は掛け金のみ
バイナリーオプションがローリスクな理由の3つ目は、損失が掛け金のみであることです。
トレードの際に予想が外れた場合、FXでもバイナリーオプションでも損失は発生します。
ですが、FXがポジションを保有する際に必要な証拠金の何倍もの金額を失うリスクがある一方で、バイナリーオプションの損失は掛け金のみと非常に限定的です。
例えばFXは口座に100万円の残高がある場合、一度のトレードで100万円全て失う可能性があります。
しかしバイナリーオプションは、一度のトレードで出る損失はエントリーの際に決めた掛け金までなので想定外の損失が出ることはありません。
よりリスクを抑えた取引をしたいのであれば、FXよりもバイナリーオプションがおすすめです。
ゼロカットなしでも安心のハイローオーストラリア
以上のことから、バイナリーオプションはゼロカットがなくてもFXよりローリスクでの取引が可能となっています。
そしてバイナリーオプション業者の中でも安全性が高く、特におすすめなのがハイローオーストラリアです。
安定のペイアウト率
ハイローオーストラリアのペイアウト率は1.85~2.3倍となっていて、海外業者の中でも高い水準です。
仮に50,000円の取引でペイアウト率が1.5倍と2.0倍の業者を比較したなら、
- ペイアウト率1.5倍:75,000円の払い戻し(25,000円の利益)
- ペイアウト率2.0倍:100,000円の払い戻し(50,000円の利益)
となり、25,000円もの差が生じます。
このようにペイアウト率は利益に直結するため、バイナリーオプションで稼ぐならできるだけペイアウト率が高い業者を選ぶことが鉄則です。
ハイローオーストラリアのペイアウト率については、こちらの記事でも詳しく解説しているのでご覧ください。
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転売も可能
取引途中での転売が簡単にできることも、ハイローオーストラリアの強みです。
ハイローオーストラリアでは「HIGHLOW」「HIGHLOWスプレッド」で判定時間1分前まで転売ができます。
転売を使えば判定時間前に利益を確定させたり、予想が外れた際に早めに決済してしまうことも可能です。
転売を使いこなせば、確実に利益を出しつつ損失を最小限に抑えられるようになります。
資金管理も簡単
FXに比べて資金管理が簡単なことも、ハイローオーストラリアをはじめとしたバイナリーオプションのメリットといえます。
投資では、損失が資金の2~3%以内になるよう取引することが破産を防ぐために非常に重要です。
勝率100%はどんなプロトレーダーでも絶対に実現不可能ですが、たとえ勝率60%でも損失が3%になるよう資金管理を行えば十分に利益が出ます。
ただFXは損失を管理する際にpipsやレバレッジなど様々な要素が絡み合い、投資初心者にとっては複雑に感じられることも少なくありません。
一方でバイナリーオプションは損失が掛け金のみなので、資金が100,000円なら1回の掛け金を3,000円にすれば損失も3%までに収まります。
取引がシンプルなだけでなく、利益・損失の計算もシンプルでわかりやすいため、投資初心者でも資金管理がしやすいのです。
バイナリーオプションの資金管理法については、こちらの記事でも詳しく解説しているのでご覧ください。
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まとめ
今回はハイローオーストラリアとゼロカットの関係について解説しました。
記事内でも述べたように、ハイローオーストラリアにはゼロカットはありません。
しかしバイナリーオプションは損失額が掛け金のみに限定されているため、実質的にはゼロカットがある海外FX業者と同等の環境です。
FXは口座残高以上の損失を被るリスクがあることを考えると、リスクを抑えたい方や少額から取引したい方には特にバイナリーオプションの方がおすすめできます。