ハイローオーストラリアの30秒取引を徹底解説!メリット・デメリットも解説

この記事で得られる事
  • 30秒取引のメリットとデメリットがわかる
  • 30秒取引を行う上での注意点がわかる
  • 30秒取引を推奨しない理由がわかる

こんにちは、松井です。

バイナリーオプションで人気の30秒取引をきちんと理解していますか?

 

バイナリーオプションでは、エントリーの時点で判定までの時間を自分で選択できるのですが、その中でも特に人気があるのが30秒取引です。

その理由は「ペイアウト率が高い」ことや「判定結果がすぐわかる」からでしょう。

 

しかし、30秒取引の場合、値動きが読みにくく、難易度が高いというデメリットがあり、個人的には30秒取引をおすすめしていません。

それでも30秒取引について理解せずに30秒取引をやらないのと、理解したうえでやらないのでは、トレーダーとしての知識量が大きく変わります。

 

今回の記事では、30秒取引のメリット・デメリット、注意点などについて解説していきます。

この記事を読めば、30秒取引について理解したうえで、なぜ専業トレーダーの僕が30秒取引をおすすめしないのかが分かるので、ぜひ最後まで読んだうえで、30秒取引をやるのかやらないのかを判断してください。

もしハイローオーストラリアの口座開設をまだされていない方は以下のリンクから完了させておきましょう(口座開設・維持費は無料で5分程度で完了します)。

ハイロー オーストラリアの30秒取引とは?

30秒取引とはその名の通り、エントリーから判定時刻までが30秒で完結する取引です。

 

数あるハイローオーストラリアの取引時間の中でも、もっともペイアウト率が高くなっています。

 

「Turbo」の場合は、ペイアウト率1.95倍、「Turboスプレッド」の場合はペイアウト率2.30倍と非常に高いペイアウト率です。

 

ただし、取引時間が短い分、値動きの予測が難しく、ペイアウト率は高くても、その分勝率を落としてしまう人も少なくないんです。

 

また、30秒取引ができるのは、数あるバイナリーオプション業者でも限られた一部のバイナリーオプション業者だけであり、国内のバイナリーオプション業者では国の規制により2時間未満の取引が禁止されているため、30秒取引を行うことができません。

 

30秒取引のやり方

ここからは、具体的な30秒取引の方法について解説します。

 

ハイローオーストラリアの場合は「Turbo」という取引タイプがあるので、その中の30秒と書かれたタブを選択して取引を行います。

 

30秒取引選択方法

 

注意ポイント

30秒取引には、ローソク足(30秒足)が存在しません。

基本的に一番近い1分足チャートを見ながら取引をおこなっていくことになります。

このように30秒足チャートが存在しないのも、30秒取引で値動きの予測が難しい理由です。

 

MT4とハイローレート

より詳しい取引方法については下記記事で行っていますので参考になさってください。

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ハイローオーストラリアの30秒取引の必勝法でよく語られる手法とは?

30秒取引では、1分足チャートを利用して取引をしていくのですが、先ほどからお話ししているように取引時間が短すぎるので、値動きの予測が非常に難しいです。

 

特に難しいとされている理由が「テクニカル分析が効きづらいこと」ということです。

取引時間が短いため、インジケーターがうまく機能せず信頼性に欠けてしまいます。

 

そのため30秒取引では、他の取引時間とは違い、根拠のある手法というのがほとんどありません。

 

バイナリーオプションで勝つためには、テクニカル分析をおこない根拠を重ねていくのが基本なので、テクニカル分析がうまく出来ない時点で取引を避ける方が賢明ですね。

 

ただし、それでもいくつか30秒取引を攻略するために有効だとされている手法がありますので、紹介しておきたいと思います。

 

30秒取引の手法

  • ウィリアムズ%Rで順張り
  • ノイズを利用した逆張り

 

では、ひとつずつ解説していきます。

 

ウィリアムズ%Rで順張り

よく30秒取引の攻略法として挙げられているのは「ウィリアムズ%R(パーセントレンジ)」というインジケーターを利用した順張り手法です。

 

ウィリアムズ%Rは、買われ過ぎ/売られ過ぎを測るインジケーターで、ストキャスティクスに似ているインジケーターになります。

 

唯一の違いは、%Rのスケールは逆さまであり、ストキャスティクスは平滑化されるということです。

 

ウィリアムズ%Rとストキャスティクス

 

ウィリアムズ%Rは指標値が -80〜-100%の時は、売られ過ぎの状態を表し、0〜-20%の時は、買われ過ぎの状態を表します。

 

ウィリアムズ%R

 

このウィリアムズ%Rを利用してトレンド発生のタイミングで「順張り」をしていくのがよく言われる30秒の攻略手法です。

 

30秒に一番近い1分足のチャートを利用して、トレンド発生タイミングで「順張り」をしていきます。

 

MT4におけるウィリアムズ%Rの設定は以下の通りです。

 

ウィリアムズ%Rの設定

  • 期間:14
  • 下限設定:−100
  • 上限設定:0

 

基本的には、デフォルト設定のままで良いと言われています。

 

そしてMT4上で1分足チャートを表示し、「−20」と「−80」を超えたところで順張りをおこなっていきます。

 

実際のチャートで見るとエントリーポイントは以下になります。

 

30秒取引攻略法エントリーポイント

 

1分足チャート上で見ると、確かに「−20」と「−80」を超えたところで順張りエントリーをしていると勝っているように見えますね。

 

ただし、これはあくまで1分足チャート上での結果なので、30秒単位ではどのように値動きをしているかは、MT4の1分足チャートから読み取ることができません。

 

一見勝っているように見えて実は負けているなんていうことも十分にあり得るでしょう。

 

また、30秒単位でエントリーしていくので、そのスピード感の中でウィリアムズ%Rが「−20」と「−80」を超えたと判断するのも非常に難しいと思います。

 

よく語られる攻略法で一見すると勝てるように思いがちですが、その勝率は個人差が出るでしょう。

 

ノイズを利用した逆張り

次によく言われるのが「ノイズ」を利用した逆張り手法です。

 

ノイズとは、予測できない突発的な値動きのことで、例えば「相場に多額の資金が投じられた」などの出来事の影響で一瞬だけチャートが反応するような現象のことになります。

 

通常の取引時間であれば、それほど大きな影響はありませんが、30秒という短い取引時間の中では、このノイズの影響により勝ち負けが左右されます。

 

このノイズを逆に利用してエントリーしようというのが、よく言われる30秒取引の攻略法です。

 

やり方はシンプルで「ノイズの頂点でノイズと逆側にエントリーする」だけです。

 

ノイズ逆張りイメージ

 

見て頂ければ分かると思いますが、実際にこのようなタイミングでエントリーをするのは、ほぼ不可能です。

 

そもそもどこがノイズの頂点かを判断するのも難しいですし、頂点が分かったとしても、動体視力が良くなければ、タイミングよくエントリーすることはできないでしょう。

 

正直、ギャンブルのような手法だと感じます。

 

もし、30秒取引をやるとしても、このようなエントリー手法は絶対にやらないようにしてください。

無駄に勝率を落とすだけです。

 

30秒取引のメリット・デメリット

ではここからは、30秒取引のメリットとデメリットについて解説していきます。

 

30秒取引のメリット

3分取引のメリットとして挙げられるのが

30秒取引のメリット

  • 短時間で取引が完結する
  • ペイアウト率が高い

 

ひとつずつ解説していきます。

 

短時間で取引が完結する

30秒取引のメリットとしてまず挙げられるのが30秒間という短い時間で取引が完結するということです。

 

取引の時間があまり確保できない方でも30秒取引であれば、少ない時間で取引を重ねることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

 

また、勝率さえ確保できるのであれば、繰り返しエントリーをすることで、多くの利益を得ることが可能です。

 

ペイアウト率が高い

30秒取引の場合、5分取引など他の取引時間に比べてペイアウト率が高いです。

 

僕がおすすめしているバイナリーオプション業者であるハイローオーストラリアを例にすると、各取引時間によるペイアウト率は以下のようになっております。

 

ハイローのペイアウト率

  • 30秒(Turbo):1.95倍
  • 1分(Turbo):1.95倍
  • 3分(Turbo):1.90倍
  • 5分(Turbo):1.85倍
  • 15分(HighLow):1.85倍
  • 1時間(HighLow):1.90倍

 

このように30秒取引は他の取引時間に比べるとペイアウト率が高いことが分かります。

 

ペイアウト率は利益に直結する要因ですので、当然ペイアウト率が高いほど利益を伸ばすのに有利と言えます。

 

注意ポイント

確かに30秒取引はペイアウト率が高いですが、後ほど解説するデメリットがさらに大きくなるため30秒取引はおすすめしていません。

 

30秒取引のデメリット

一方で30秒取引のデメリットとして以下が挙げられます。

30秒取引のデメリット

  • テクニカル分析が効かない
  • 展開が早く、考える時間もない
  • 短時間で大きな損失を出す可能性もある
  • ノイズで負ける可能性がある

 

 

テクニカル分析が効かない

30秒取引ほど超短期取引になれば、時間内に行われる取引が少なくなるため、取引量も少なく、ちょっとした要因で大きく価格が動くことが多いです。

 

そうなると先ほどもお話ししたように過去の値動きのパターンとは外れた値動きになり、インジケーターがうまく機能せず、テクニカル分析が通用しないことがあります(つまり手法が通じない)。

 

30秒取引では、5分取引などに比べると圧倒的に突発的な値動きの影響が受けやすく、うまく値動きが予測できません。

 

30秒では勝率は安定しにくいでしょう。

 

展開が早く、考える時間もない

30秒取引の場合、取引時間がすごく短いため、展開が早くなってしまいます。

 

展開が早いと、ろくに考える時間もないままエントリーをすることになってしまうので、結果として勝率が安定しなくなってしまうんです。

 

先ほど紹介したウィリアムズ%Rの手法もそうですが、30秒取引を攻略する手法があったとしても、展開の早さから手法を使いこなすことは非常に難しいと言えるでしょう。

 

短時間で大きな損失を出す可能性もある

30秒取引に限った話ではありませんが。短時間取引は短時間で取引が終了し、なおかつエントリーチャンスが非常に多いため、仮に負けが続いたしても、ついついエントリーを繰り返してしまい大きな損失を出してしまう恐れがあります。

 

人間の心理として損失分をすぐさま取り返そうという心理が働きやすくなり、資金管理が疎かになってしまう可能性が高くなるのです。

 

30秒取引は短時間で取引が終了するため、次々に取引してしまう傾向も強いです。

 

ノイズで負ける可能性がある

先ほど30秒取引攻略の項目で解説しましたが、30秒取引では、ノイズという予測できない突発的な値動きにより、勝ち負けが左右されやすいです。

 

元々テクニカル分析が効きにくいことにより、予測が難しいうえにノイズまで加わると予測が非常に難しくなってしまうというのは大きなデメリットでしょう。

 

30秒取引で勝てる時間帯

バイナリーオプション取引を行う上で重要な要因の1つに、取引を行う時間帯があります。

 

では30秒取引で勝てるのはどの時間帯か?結論から言うと

手法や通貨ペアによって異なる

ということです。

 

なぜなら、各手法によって使用するインジケーターも違うので、勝ちやすい時間帯が変わるのは当然です。

 

そして通貨ペアに関しても各時間帯によって取引量も変われば価格の挙動も変わってきます。

 

ですので一概に

「30秒取引で勝てる時間は〇〇だ。」

と決めつける事はできません。

 

しかし、30秒取引で避けたほうがいい時間帯は存在します。

 

それは

取引量が極端に少ない時間帯

です。

 

取引量が少ない時間帯を避ける理由①

その理由は大きく2つあって、1つ目は取引量が少ないとテクニカル分析が通用しにくいからです。

 

上記のデメリットの項目でもお伝えしましたが、そもそもテクニカル分析はある程度の取引量がある事が前提です。

 

ただでさえ30秒取引は短時間投資のため、時間内での取引量が少なくなります。

それに加えてさらに取引量が少ない時間帯での取引だと必然的に勝率は落ちてしまうのです。

 

下記の画像は朝5時のUSD/JPYの5分足チャートです。

 

明らかに十字線などの実体の小さいローソク足が頻発しており取引量が少ないのが読み取れます。

5分足のチャート

このように取引量が少ない場面から急に大陽線や大陰線といったものが出現すると、インジケーターが反応しエントリーの基準を満たします(特にオシレーター系のインジケーター)。

 

そうなると見かけ上はエントリー基準を満たしたように見えますが、実際には予想と反した動きをすることが往々にしてあります。
バイナリーオプションでよく使用されるインジケーターRSIを例に挙げると、上記のような場面で急に大陽線が出現するとRSIの数値は跳ね上がり、一般的に反発のサインとされるRSI=70という数値に達します(下記画像を参照)。

 

しかし実際のところは「反発せずにそのまま上昇しつづけて取引に負けてしまう」といった結果になってしまうわけです。

5分足のチャート

 

取引量が少ない時間帯を避ける理由②

取引量が少ない時間帯を避ける2つ目の理由は、同値負けの可能性が高くなるからです。

 

同値負けとは

エントリー時の価格と判定時刻における価格が同じだった場合、負けとして判定されるため掛金は没収されてしまいます(なかには同値だった場合に掛金が戻ってくる業者も存在しますが僕がおすすめするハイローオーストラリアでは同値だった場合は負けと判定されます)。

 

これは当たり前の理由なのですが、時間が短いほどその時間内に変動する価格の幅は小さくなります。

 

取引量の少ない時間帯だとさらに価格の変動幅が小さくなり、結果として同値負けになる可能性が高くなるということです。

 

30秒取引の注意点

ここまでの話をまとめて30秒取引における注意点を以下に整理します。

30秒取引の注意点

  • 「〇〇連敗したら取引を辞める」といったルールを作る
  • 取引量の少ない時間帯(通貨ペア)を避ける
僕自身は30秒取引を推奨していないのですが、どうしても行う場合は最低限この2つのルールを守りましょう(短時間で大きな損失を出す恐れがあります)。

 

30秒取引のツールとは?

バイナリーオプションの世界には、「サインツール」と呼ばれるツールが存在します。

その名の通り、チャート上に表示されるサイン(矢印など)に従って取引を行うツールです。

 

そのような便利なサインツールですが、30秒取引用のサインツールはほとんど存在しません。

なぜなら、そもそも30秒足チャートが存在しないからです。

 

では、1分取引用のサインツールを利用すれば良いのかと言われればそうではありません。

 

似た動きをするとは言え、1分取引に合わせて調整されているので、1分取引では本来の性能は出せませんし、そんなことをするくらいであれば最初から1分取引をした方が良いでしょう。

 

実際に僕が開発したサインツールであるシンギュラリティも30秒取引には対応していません。

 

シンギュラリティを使って頂くのであれば、勝率が安定する5分以上(特に5分と1時間取引を推奨)の取引を推奨してます。

 

当然ですがバイナリーオプション取引を行う目的は「お金を稼ぐこと」です。

確かに30秒取引はペイアウト率も高く、超短期取引なので、短期間で繰り返しエントリーできることから魅力的に感じるでしょう。

しかし、30秒取引では、この記事で解説したような理由から勝率が安定しにくいので、長期的な視点で考えると安定した勝率の出しやすい5分以上の取引を行った方が稼ぐことができます。

また、便利なサインツールなどのツールが充実しているのもバイナリーオプションの強みなので、サインツールを有効に使えないのも損だと言えます。

 

僕が開発したサインツール「シンギュラリティ」に興味がある方は以下のリンクからご覧になってください。

 

まとめ

今回は、ハイローオーストラリアの30秒取引について解説しました。

 

30秒取引のメリット

  • 短時間で取引が完結する
  • ペイアウト率が高い

 

30秒取引のデメリット

  • テクニカル分析が効かない
  • 展開が早く、考える時間もない
  • 短時間で大きな損失を出す可能性もある
  • ノイズで負ける可能性がある

 

ハイローオーストラリアの30秒取引は、短期間で取引が完結するため、繰り返しエントリーができるうえに、ペイアウト率が高いため、非常に魅力的です。

 

しかし、テクニカル分析が効きづらいなど、勝率が安定しない要素も多いので、個人的には取引をおすすめできません。

 

ハイローオーストラリアであれば、5分以上の取引時間も十分高いペイアウト率となっているので、30秒取引をして勝率が安定しないくらいであれば、5分取引などテクニカル分析が効きやすい取引時間を利用した方が結果として手元に残る利益は多くなるはずです。

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はじめまして松井隼人と申します。 僕は現在バイナリーオプション、FXのトレードを中心に、システム開発と投資事業を展開しています。   このブログサイトでは、バイナリーオプションやFXについてこれまで僕が学んだ知識や失敗経験を踏まえ 「ゼロから月収100万円稼げるスキルを身につける」 をテーマにトレード全般の情報をお届けしています。  

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