バイナリーオプションで勝率をアップさせるライントレードのエントリーポイント

ライントレードの勝率アップの方法

こんにちは松井です。

 

バイナリーオプションで取引をする際、どのポイントでエントリーしたらいいのか悩んでいませんか?

 

初心者なら、なかなかコツが掴めずにエントリーのタイミングを逃してしまうということもあるかと思います。

 

今回の記事では、具体的にどのようなポイントに着目して相場を見れば有効なラインを引けるのか、実際のチャートを使って説明していきます。

 

有効なラインを見分けることができれば、相場の転換点を見分ける手助けにもなりますし、勝率の高いポイントでのエントリーや手法の確立も可能となってきます。

 

バイナリーオプションの攻略として役立ちますのでぜひ参考にしてください。

 

この記事で得られる事
  • 大衆心理はエントリーポイントを絞る上で大切なことが理解できる
  • エントリーポイントの探し方が理解できる
  • ダウ理論を用いた根拠の強いラインの引き方が理解できる
  • ダウ理論を用いた具体的なエントリーポイントが理解できる

 

目次

勝率アップのためにエントリーポイントが重要な理由

バイナリーオプションで勝率アップするためには、エントリーポイントが重要になってきます。

重要な理由は、主に以下の2つの理由からです。

エントリーポイントが重要な理由

  • 大衆心理によって値動きするため
  • ギャンブルトレードをしないため

 

大衆心理によって値動きするため

大衆心理

為替は「投資家の集団心理」によって値動きします。

投資家の集団心理とは何かというと、例えば世界中の投資家たちがそれぞれ過去のチャートを見ながら「今が買い時もしくは売り時」を判断しています。

そして個々の投資家心理はあるタイミングで集まり、強い値動きを起こします。

すると、相場が大きく動き、大陽線や大陰線を形成してそれをきっかけにトレンドを形成します。


バイナリーオプションにおいてこの大衆心理を考えながらトレンドが起きる瞬間を予測してエントリーすることができれば、勝率は必ず上がります。

 

ギャンブルトレードをしないため

ギャンブルトレード

もうひとつはギャンブルトレードしないためです。


ギャンブルトレードとは、適当に予想して勝敗を運頼みにするトレードの仕方
です。

ギャンブルトレードの場合すべてが運任せであり、エントリーポイントに根拠や規則性がないため勝率が安定しにくくなります。

ある時は勝率9割出せてもあるとき全敗というように勝率が安定しないため、常に感情的なトレードをしてしまいます。

バイナリーオプションはギャンブルではなく、投資であることからもギャンブルトレードは避けるべきです。

その際、エントリーポイントに根拠を持つことができれば自然とギャンブルトレードではなく、分析したうえでのトレードができるようになり、勝率が必然的に上がっていきます。

大衆心理の理解とギャンブルトレードをしなくなれば勝率は飛躍的に上がるでしょう

エントリーポイントの一般的な探し方

エントリーポイントの探し方として一般的に挙げられるのが、以下の3つの方法です。

エントリーポイントの探し方

  • ファンダメンタル分析
  • 時間帯で判断
  • マルチフレーム分析

 

ファンダメンタルズ分析

1つ目のエントリーポイントの探し方はファンダメンタルズ分析です。

ファンダメンタル分析とは
  • 経済状態を国や企業などが表す指標のことで、具体的には各国中央銀行の金融政策発表や要人発言などがあります。

為替相場を動かす要因はたくさんあります。

例えば要人発言など以外にも、戦争や経済指標発表などさまざなですが、これらをまとめて「ファンダメンタルズ」といいます。

ファンダメンタルズ分析以外には、テクニカル分析といってチャート上から判断する方法があります。
ファンダメンタルズ分析は株式相場など長期投資を主とする投資には有効ですが、バイナリーオプションのような短期投資にはあまり有効とは言えません。
しかし、ファンダメンタルズ後に市場がどのような反応をして為替相場が動いたのかを見ることは出来ますので、エントリーポイントを探すひとつの判断材料として使うのは有効です。

時間帯で判断

2つ目は、時間帯でエントリーポイントを探していく方法です。

バイナリーオプションは時間帯ごとにエントリーポイントが変わってきます。

なぜなら、エントリーポイントを探すうえで重要になる「トレンド相場」は、1日の中である程度決まっているからです。

逆にトレンドが起きにくいレンジ相場の時間帯も決まっているので、これらの時間帯を把握すれば「エントリーのタイミング」が必然的に見えるようになります。

トレンドが起きやすい時間帯

  • 市場がオープンもしくはクローズする時間帯
  • ロンドン市場とNY市場のオープン時間が重なる時間帯

     

    為替相場の取引時間

    市場がオープンもしくはクローズする時間帯

    市場がオープンもしくはクローズする前後1時間は、投資家たちの大衆心理や塩飽が働きやすいため、取引が活発化して値動きが大きくなります。

    ロンドン市場とNY市場のオープン時間が重なる時間帯

    ロンドン市場

    世界最大市場であるロンドン市場とNY市場が開いている時間帯のうち、この2つの市場のオープン時間が重なる時間帯があります。

    日本時間でいうところの「22時~翌2時」頃です。

    この時間帯は、取引が特に活発になりやすく大きなトレンド相場が発生しやすくなります。

    そのため、順張りエントリーが有効となり勝率が高くなりやすく「ゴールデンタイム」とも呼ばれたりするため、この時間で順張りエントリーでやっていくのもいいでしょう。

    次に値動きが小さい時間帯について解説します。

    レンジ相場になりやすい時間帯

    • ロンドン市場終了30分後~NY市場終了の1時間前
    • 日本時間11時~14時

       

      ロンドン市場終了30分後~NY市場終了の1時間前

      ロンドン市場がクローズした後の30分間くらいは、それまでの大きな値動きに対して反動する時間帯で値動きが不安定になりやすくなります。

      そのため、相場の予想がしづらくエントリーしても勝率が安定しないためおすすめできません。

      また、NY市場がクローズする1時間前くらいは、値動きが落ち着く時間帯でトレンドが起きにくく、ココでエントリーしても勝率が安定しにくいためこの時間もおすすめできませんのでエントリーを控えるようにしましょう。

      日本時間11時~14時

      東京証券取引所

      日本時間のお昼ごろから14時くらいまでの時間帯というのは、ロンドン市場もNY市場も閉じている時間帯のため、取引している投資家がかなり限られ、レンジ相場になりやすいです。

      レンジ相場なので同じような値幅を行ったり来たりしやすいので逆張りでエントリーしていけば勝率を上げられます。

      しかし、値動き自体が少ないため、ギリギリで勝ったり負けたりする可能性も高いので、エントリーポイントの精度が重要視される時間帯です。

      こちらの記事ではそれぞれの時間帯における相場の特徴について書いていますので参考にしてみてください。

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      マルチタイムフレーム分析

      マルチフレーム分析もエントリーポイントを探すうえで大切な要素です。

      マルチフレーム分析とは
      • 取引予定(例えば5分)の時間足+上位足(15分足や1時間足)を確認して、相場予想の精度を上げる方法。

      5分取引を行う場合、5分足を見て分析していくと思いますが、5分足だけでなく、その上の15分足や30分足、1時間足なども確認して相場の大枠の流れをつかむことでエントリーポイントが把握しやすくなります。

      マルチフレーム分析を怠ると、正しいエントリーポイントが把握できないので必ずしましょう。

      また、こちらの記事ではマルチフレーム分析について詳しく解説していますので読んでみてください。

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      ライントレードによるエントリーポイントの具体的な見つけ方

      ライントレード

      ここでは、ライントレードによるエントリーポイントの具体的な見つけ方について解説します。

      見つけ方は以下の2つです。

      ライントレードによるエントリーポイントの見つけ方

      • 相場全体の流れを掴む
      • チャート分析をする

         

        相場全体の流れを掴む

        先ほど解説したような方法を使ってまずは相場全体の流れを掴むように心がけましょう。

        「投資家の大衆心理はどうなのか?」「重大なファンダメンタルズはあるのか?」「今は相場が動きやすい時間帯なのか?」などまず相場全体の流れを掴んで相場の方向性を予想するようにしましょう。

        相場の全体像を掴むだけでも、エントリーポイントは絞れてくるでしょう。

        チャートを分析する

        相場の全体像を掴んだらマルチフレーム分析をしながら大枠から狭い範囲を見ながらさらにエントリーポイントを絞っていきましょう。

        この後説明するラインの引き方を参考にラインを引いてそこに大衆心理を予想しながらエントリーポイントを絞っていけば勝率を上げることができるでしょう。

        また、こちらの記事ではチャート分析する際の代表的なチャートパターンについて書いていますので参考にしてみてください。

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        ライン(水平線)を引くときのポイント

        まずはラインを引く際のポイントは以下の2つが挙げられます。

         

        ラインを引くポイント

        • 前日の最安値・最高値にラインを引く
        • 「押し安値」、「安値」と「戻り高値」、「高値」を意識する

         

        そして今回は2つめの「押し安値」と「戻り高値」を意識して引いたラインを例に説明していきます。

         

        「押し安値」と「戻り高値」についてはこちらの記事をご覧ください。

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        チャートを使っての解説①

        では実際のチャートを使って具体的なラインについて説明していきます。

         

        まずは、以下のチャートを見てください。(チャートには高値と安値がわかりやすいように「ZigZag」というインジケーターを挿入して表示しています)

         

        ZigZagについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

         

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        ここで自分で考えて欲しいのですが、下降トレンド(赤い四角内)に着目した時にどの位置にライン(水平線)を引きますか?

        一度考えてみてください。

        ヒントは先ほどお伝えした、「押し安値」、「安値」と「戻り高値」、「高値」を意識するという事です。

         

        下降トレンド

         

        では正解をお伝えします。

         

        以下の図は実際に「戻り高値」と「高値」の位置にラインを引いたチャートです。(高値と示している箇所はその後安値を更新できなかったため「戻り高値」とはなりません

         

        戻り高値

         

        そして、この2本のラインを比較した場合、「戻り高値」の方を重視します。

         

        ちなみに、逆張りでの取引のセオリーとしては、何度も説明していますが「相場の流れと同じ方向にエントリーする」を意識してください。
        (相場が下降トレンドであればLowエントリーが有利ということです)

         

        実際にどちらのラインが意識されているのかは、下の図でも示している通り、「戻り高値」の位置で引いたラインで強く意識されて反発しているのがわかると思います。

         

        意識されている戻り高値

        ではこのチャートの中で、トレンドが明確に転換しているポイントはどこになるでしょうか?

         

        それは、「戻り高値のライン」をブレイクしたポイントがトレンドの転換点となります。

         

        トレンドの転換点

         

        下の図はそのトレンドの転換点を拡大したチャートです。

        再び、戻り高値のラインで反発していますが、ブレイク後上昇トレンドが発生しています。

         

        トレンドの転換点

        ではこのチャートを見た時に「どのポイントでエントリーするのがいいのか?」と考えた場合、
        僕の考えとしては、下の図で示したポイントでエントリーします。

        戻り高値のエントリーポイント

         

        なぜなら、

        • 上昇トレンドにおけるHighエントリー(相場の流れと同じ方向のエントリー)
        • 戻り高値のラインという意識されやすいライン

          というのが大きな根拠となるからです。

           

          仮にこの時のローソク足が下ヒゲを形成するような場合だと、もう少し根拠としては強くなるので覚えておきましょう。

           

          チャートを使っての解説②

          もう1つ、他の場面でのラインの引き方についても説明します。

           

          下のチャートは上昇トレンドにおける「押し安値」の位置にラインを引いています。

          便宜上、「押し安値①」と「押し安値②」に区別してますが、この2本のラインを比べた時にどちらの方が意識されるラインとなるでしょうか?

          押し安値を使ったポイント

           

          その確認方法は、より上位のローソク足を確認して判断します。

          上のチャートは5分足で示していますが、このチャートを15分足に切り替えると以下のようになります。

           

          押し安値を使ったエントリーポイント

           

          15分足のチャートに注目すると、5分足で「押し安値②」として見ていたポイントは、安値として捉えられていません(ZigZagに着目してください)。

           

          つまり、上位足で見た時に安値として捉えることができない = 意識されづらい

          となってきますので、「押し安値①」の方が意識されやすいということです。

           

          そして、このチャートをさらに時間を進めた時のチャートが以下の図です。

          • 太い赤線:先ほどの「押し安値①」のライン、
          • 細い赤線:5分足で見た時に「押し安値②」として捉えたラインです
            (厳密にいうと15分足では安値として捉えられないので、本来なら「押し安値」としては認識されないですが、便宜上「押し安値②」として表記しています)。

          押し安値のラインを解説したチャート

           

          チャートの右側を見てもらえばわかるように「押し安値①」のライン付近でローソク足がもみ合っており、相場がどちらの方向に行こうか迷っている動きがわかると思います。

          このように相場が迷っている(方向がわからない)ポイントでのエントリーはおすすめできないので避けるようにしましょう。

           

          そしてこの「押し安値①」のラインをブレイクして初めてトレンドの転換と判断しエントリーポイントを探すことができます。

           

          トレンドの転換点のライン

           

          このチャートでのエントリーの例としては

          エントリーポイント

          • ラインをブレイクしてからの順張りでのエントリー
          • 再びこのラインに戻ってきた時に逆張りでのLowエントリー
          このように相場を分析し今後どのようなチャートを描くのかを予想し(シナリオを描く)エントリーに臨むのが必要で、トレーダーとして勝率をあげる上で非常に大切になってきます。

           

          まとめ

          今回の記事では実際のチャートを使って有効なラインの見分け方を説明しました。

           

          ダウ理論に基づいてしっかりと「押し安値」と「戻り高値」を把握することができれば重要なラインが明確になるので相場の転換点、有効なエントリーポイントを見つけることができるので自分自身でも実際のチャートを使ってラインを引いて練習してみるのが有効です。

           

          その他にデモなどで勝率や利益なども確認して練習するのもかなりおすすめです。

           

          また、今回紹介したライントレードと合わせた勝率アップの秘訣を知りたい方はこちら↓

           

          ライントレードの勝率アップの方法

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