- 複利運用の特徴がわかる
- 複利運用のメリットがわかる
- 複利運用の攻略法がわかる
こんにちは、松井です。
今回の記事では「複利運用」について解説していきます。
複利運用をおこなうことで、もっとも効率的に少額から利益を増やせることが可能になります。
この記事を読めば、複利運用を利用して少額から安定した利益を積み上げて資金を大きく増やすことができるでしょう。
以下より解説していきます。
複利運用とは?
複利運用とは、バイナリーオプションの取引で得た利益を上乗せした元手資金を再投資していく資産運用方法です。
例えば、元手資金1万円、1回のエントリー額は元手資金の10%(1,000円)で取引するとします。
そして、1日目で元手資金が2倍の2万円になったとしましょう。
この場合、1万円が利益となるわけですが、この1万円を財布に入れるのではなく、2万円になった元手資金を使って、再投資するのです。
元手資金の10%をエントリー額とすると、次は2,000円でエントリーすることになります。
このような運用方法を「複利運用」というのです。
その後も変わらず、元手資金が増えたら増えた分だけエントリー額を追加していくという流れになります。
複利運用とは
- 投資で得た利益を再投資していく資産運用方法
複利運用では、取引をする度に、どんどんお金が増えていくのが特徴です。
投資をするたびにお金が増えていくことから、「雪だるま式」とも言われる資産運用方法で、バイナリーオプションだけではなく様々な投資で有効だとされています。
単利運用
複利運用を学ぶうえで合わせて覚えておいて頂きたいのが、単利運用です。
単利運用とは、複利運用とは反対に出た利益を回収してしまい、どれだけ利益が出たとしてもエントリー額を変えない取引方法のことです。
先ほどの例で考えると、元手資金1万円、1回のエントリー額は元手資金の10%(1,000円)で取引をして、元手資金が2万になったとしてもエントリー額は1,000円に固定したまま取引をおこないます。
複利運用のメリット
複利運用の最大のメリットは「お金が増え方が早くなる」ことです。
同じ目標額を目指すとしても、単利運用に比べると目標額到達までが圧倒的に早くなります。
実際に単利運用と複利運用のお金の増え方の違いを表にしてみましたので、ご覧ください。
表の取引条件
- 元手資金は1万円でスタート
- 単利運用の場合は、エントリー額1,000円固定
- 複利運用の場合は、元手資金の10%のエントリー額
- ペイアウトは1.8倍
- 30回全勝
取引回数 | 単利運用 | 複利運用 | エントリー額(複利運用) |
1回目 | 10,800 | 10,800 | 1,000 |
2回目 | 11,600 | 11,664 | 1080 |
3回目 | 12,400 | 12,596 | 1,166 |
4回目 | 13,200 | 13,603 | 1,259 |
5回目 | 14,000 | 14,963 | 1,360 |
6回目 | 14,800 | 16,159 | 1,496 |
7回目 | 15,600 | 17,451 | 1,615 |
8回目 | 16,400 | 18,847 | 1,745 |
9回目 | 17,200 | 20,731 | 1,884 |
10回目 | 18,000 | 22,389 | 2,073 |
11回目 | 18,800 | 24,179 | 2,238 |
12回目 | 19,600 | 26,112 | 2,417 |
13回目 | 20,400 | 28,200 | 2,611 |
14回目 | 21,200 | 30,456 | 2,820 |
15回目 | 22,000 | 32,892 | 3,045 |
16回目 | 22,800 | 35,523 | 3,289 |
17回目 | 23,600 | 38,364 | 3,552 |
18回目 | 24,400 | 41,432 | 3,836 |
19回目 | 25,200 | 44,746 | 4,143 |
20回目 | 26,000 | 48,325 | 4,474 |
21回目 | 26,800 | 52,190 | 4,832 |
22回目 | 27,600 | 56,365 | 5,219 |
23回目 | 28,400 | 60,873 | 5,636 |
24回目 | 29,200 | 65,742 | 6,087 |
25回目 | 30,000 | 71,001 | 6,574 |
26回目 | 30,800 | 76,681 | 7,100 |
27回目 | 31,600 | 82,815 | 7,668 |
28回目 | 32,400 | 89,439 | 8,281 |
29回目 | 33,200 | 96,593 | 8,943 |
30回目 | 34,000 | 104,320 | 9,659 |
利益 | 24,000 | 94,320 |
最初の方はそれほど差が出ていませんが、20回目を超える頃には、2倍以上の利益になっています。
そして、30回目には3倍以上の利益になっているのです。
このように複利運用をすれば、同じように取引をしていても単利運用の何倍も早くお金を増やしていくことができます。
このように単利運用と同じ労力、勝率であっても、複利運用の方が圧倒的にお金が増えるので、複利運用をする方が効率的なのは間違いありません。
また、複利運用の場合、負けることがあったとしても減るのは利益です。
自分自身の元手資金が減るわけではないので安心して取引ができるでしょう。
複利運用をすれば、バイナリーオプションの「資金を短期間で増やせる」という最大のメリットを最大限に活かすことができます。
バイナリーオプションをやるのであれば、複利運用をすることをおすすめします。
複利運用の攻略法
ここからは実際に複利運用の攻略法を解説していきます。
複利運用の攻略法として挙げられるのが
複利運用の攻略法
- 長期で利益を出すことを考える
- エントリー額は元手資金の10%までに抑える
- 1日の取引回数を決める
- 勝率を上げる
長期で利益を出すことを考える
先ほどのシミュレーションで見て頂いた通り、複利運用は短期的にはあまり意味がありません。
長期的に継続してこそ絶大な効果を発揮することができるんです。
最初はどうしても効果を感じづらいので、エントリー額を上げて短期的に大きな利益を狙いたくなってしまうかもしれません。
しかし、複利運用をしていれば、少額で取引していたとしても最終的には大きな利益を得ることが可能なのです。
どうせ同じ労力をかけるのであれば、長期的な目線を持って最終的にお金が増える複利運用をするようにしましょう。
同じ月100万を稼ぐとしても、毎週25万という大金を稼ぐことを積み重ねるより、複利運用で1ヶ月100万を稼ぐ方が簡単です。
目の前の利益より長期的な利益を狙うことを重視してみてください。
エントリー額は元手資金の10%までに抑える
これは複利運用だけに限った話ではないですが、バイナリーオプションでエントリー額を上げすぎてしまうと、負けが続けばあっという間に元手資金がなくなってしまう可能性があります。
特に複利運用では、投資資金を安定して増やしていくことが重要になってくるので、エントリー額を上げて負ける額が大きくなると複利運用をしている意味がなくなってしまうんです。
複利運用をしていくのであれば、エントリー額は大体元手資金の10%までに抑えておきましょう。
10%までであれば、負けが続いたとしても取引が続けられなくなるような損失を負うことはありません。
バイナリーオプションに限らず、投資では必ず負ける瞬間があります。
もし、負けたときにエントリー額が大きすぎれば、再起不能なほどの損失を負ってしまう可能性があります。
エントリー額には注意しておきましょう。
取引は勝てる場面でのみ行う
バイナリーオプションは、他の投資に比べると1日で取引できる回数が非常に多くなります。
しかし、1日の中で手堅く勝てるチャンスはそれほど多くはありません。
勝てない状況にも関わらず取引を繰り返せば、時間と労力がかかってしまうだけです。
また、取引をするということは自分の資金をリスクにさらす機会も増えるということなので、取引回数は絞った方がローリスクかつ効率的に勝てるでしょう。
先ほどもお話しした通り、複利運用では元手資金を安定して増やしていくことが重要です。
複利運用では、無理な取引をしなくても利益を積み重ねていくことで、最終的に大きな利益になるのですから、手堅く勝てる場面でのみ取引をするように心がけましょう。
複利運用で確実に利益を積み上げていくためには、まず負けないことが大切です。
取引は手堅く勝てる場面でのみおこなうようにしましょう。
勝率を上げる
複利運用では、勝率が高ければ高いほどお金が増えるスピードが上がっていきます。
勝った分の利益を再投資していくので、勝率が高ければ高いほど再投資できる資金が多くなるからです。
また、元手資金が減ってしまえば複利運用の効果が減少してしまうので、できるだけ負けないことも重要になります。
より効率的に複利運用をするためにも、勝率にはこだわってトレードを行いましょう。
勝てるロジックを身につける
まず勝てるロジックを身につけるようにしましょう。
勝てるロジックを身につければ、ロジックが通用する場面に遭遇した場合でのみエントリーしていれば、高い勝率が望めるでしょう。
そこで、誰でも簡単に再現できるロジックをひとつ紹介します。
RSIを使った逆張りロジック
ここで紹介するのは、今の相場が「買われすぎているのか」「売られすぎているのか」を判断するテクニカル指標である「RSI」を利用した逆張りロジックです。
RSIは、RSI値が30を下回ったら「売られすぎ」70を上回ったら「買われすぎ」と判断することができます。
そして、売られすぎ、買われすぎということは、レートが反発する可能性が高いということです。
この特性を利用すると、それぞれ売られすぎているのであれば「High」、買われすぎているのであれば「Low」を選ぶと勝てる可能性が高いと言えます。
今回解説したRSIを利用して逆張りでエントリーをおこなうロジックはバイナリーオプションをやっていくうえで、必ず覚えておいた方が良い重要なロジックです。
以下の記事にて詳しく解説していますので、ぜひ学んでみてください。
この記事で得られる事RSIの構成・計算式について理解できる RSIの使用上の注意点・攻略法について理解できる今回の記事ではオシレーター系のインジケーターであるRSIについて詳しく説明しま[…]
サインツールを利用する
バイナリーオプションには、チャート上に表示されるサイン(矢印など)に従って取引を行う「サインツール」が存在します。
まともなサインツールであれば、先ほど紹介した逆張りロジックのような勝てるロジックを元にサインが出しているので、サインに従うだけで勝てることもあります。
また、自分自身でロジックを利用して取引するよりも、サインに従うだけで良いので簡単ですし、裁量トレードにありがちなメンタルのブレによる負けも防ぐことができます。
実際に僕が開発したサインツールであるシンギュラリティも利用した方から「勝率が上がった」というお声を頂いています。
ロジックも学ぶのも良いですが、サインツールも合わせて利用するとより高い勝率を狙っていけるでしょう。
サインツールを利用すれば、簡単に勝率を上げることができます。
インツールを利用しながら複利運用をすればあっという間にお金を増やすことができるでしょう。
僕が開発したサインツール「シンギュラリティ」に興味がある方は以下のリンクからご覧になってください。
まとめ
複利運用を利用すれば、少額の資金もローリスクかつ効率的に大きな資金へと変えることができます。
バイナリーオプションをやるのであれば、複利運用をしない手はありません。
バイナリーオプションをやっていると、どうしても一気にお金を増やそうとしてしまいがちですが、長期的な目線で複利運用をする方が効率が良いので、ぜひやってみてください。
今までと同じ労力で、大きな利益を稼げるようになるかもしれませんよ。
バイナリーオプションは短期間で利益を狙っていける投資なので、数ある投資の中でも複利運用と相性が良い投資です。
稼いだ利益を再投資してさらに大きな利益を狙っていきましょう。