こんにちは松井です。
今回は、国内のバイナリーオプション業者YJFX!が提供しているバイナリーオプションサービスである「オプトレ!」についてどのような特徴があるのか、また口座開設の詳しい手順や実際の取引方法について解説していきます。
- YJFXのオプトレの特徴がわかる
- 口座開設の方法がわかる
- 具体的な取引方法がわかる
YJFXのバイナリーオプション【オプトレ】
オプトレは、ヤフーグループであるYJFXが運営するバイナリーオプションサービスです。
YJFXは、大手ヤフーグループだけあって信頼性の高い国内バイナリーオプション業者です。
現在、日本国内では2013年の金融庁のバイナリーオプション規制により、バイナリーオプションができる業者は7社しかないのですが、YJFXは規制に適応した新しいサービスを考案し、バイナリーオプションサービスを提供しています。
それではここからはオプトレの特徴について詳しく解説していきます。
取引のタイプは2タイプ
オプトレの取引タイプは「ラダーオプション」「レンジオプション」の2タイプが用意されています。
また、その他にも取引のタイプとしては「ワンタッチオプション」があります。
以下の図をご覧ください。
取引タイプの違い
- ラダーオプション:判定時刻に目標レートよりも高いか低いかを予測
- レンジオプション:判定時刻に目標のレンジ(価格帯)に入っているかどうかを予測
- ワンタッチオプション:判定時刻までに一度でも目標価格に到達すれば利益を得る
出典:YJFX公式ページ
出典:FXTF公式ページ
国内ではラダーオプションしか対応していないバイナリー業者も多いので、レンジオプションにも対応しているのは嬉しいポイントです。
文章とこの図だけだと少しイメージにくい方はデモ取引を利用して実際に取引してみるのが分かりやすいと思いますので、一度デモ取引をやってみてください。
取引のやり方は「YJFXのオプトレの取引方法」で解説します。
通貨ペア
オプトレで取り扱っている通貨ペアは以下の8種類です。
取り扱っている通貨ペア
- USD/JPY
- EUR/JPY
- GBP/JPY
- EUR/USD
- AUD/JPY
- NZD/JPY
- GBP/USD
- AUD/USD
取引時間
取引時間は月曜から金曜日の午前7:25〜翌午前5:25まで、各回号(判定時刻)は2時間で1日11回設定されています。
以下が各回号の開催時間です。
回号 | 開催時間 |
第1回号 | 7:25〜9:25 |
第2回号 | 9:25〜11:25 |
第3回号 | 11:25〜13:25 |
第4回号 | 13:25〜15:25 |
第5回号 | 15:25〜17:25 |
第6回号 | 17:25〜19:25 |
第7回号 | 19:25〜21:25 |
第8回号 | 21:25〜23:25 |
第9回号 | 23:25〜翌1:25 |
第10回号 | 翌1:25〜翌3:25 |
第11回号 | 翌3:25〜翌5:25 |
また、各回号のラスト1分間が判定時刻になっており、ポジションを取れる取引可能時間は1時間59分となります。
実際の取引では、各開催時間内の終了時刻の価格を予測することになります。
例えば、現在時刻が16時30分の場合、第5回号になるため、17時25分の時点の価格を予測することとなります。(他の回号の取引は行なえません)
ちなみに1日11回の取引では足りないという方は、取引可能時間がズレている他のバイナリーオプション業者を併用することで取引回数を増やすことが可能です。
特にオプトレの判定時刻は25分と特殊なので、ほとんどのバイナリーオプション業者と時間をズラすことができます。
以下で、大手バイナリーオプション業者であるGMOクリック証券の外為オプションと取引時間を比較しておきます。
回号 | オプトレ | 外為オプション |
第1回号 | 7:25〜9:25 | 8:00〜11:00 |
第2回号 | 9:25〜11:25 | 10:00〜13:00 |
第3回号 | 11:25〜13:25 | 12:00〜15:00 |
第4回号 | 13:25〜15:25 | 14:00〜17:00 |
第5回号 | 15:25〜17:25 | 16:00〜19:00 |
第6回号 | 17:25〜19:25 | 18:00〜21:00 |
第7回号 | 19:25〜21:25 | 20:00〜23:00 |
第8回号 | 21:25〜23:25 | 22:00〜翌1:00 |
第9回号 | 23:25〜翌1:25 | 0:00〜翌3:00 |
第10回号 | 翌1:25〜翌3:25 | 翌2:00〜翌5:00 |
第11回号 | 翌3:25〜翌5:25 | 無し |
ペイアウトと取引可能な枚数
国内業者であるオプトレでは、ペイアウト金額が1,000円に固定されている代わりに購入金額(エントリー金額)が変動します(レートによって1ポジションの購入価格が約50円〜999円で変動し、予測が当たれば一律1,000円が払い戻されます)。
購入価格が安いほど利益は大きくなりますが、予想が当たる確率は低くなります。
次に取引可能な口数について解説します。
オプトレでは1通貨ペア、1回号ごとにラダーオプション500口、レンジオプション100口の合計最大600口まで取引可能です。
また、買付した600口を売却したとしても、同一通貨ペア、同回号で再度600口を買付することはできませんので注意が必要です。
この購入可能口数は、口座開設時に入力する投資可能金額の設定により、上限が異なります。
以下で上限を確認しておいてください。
また、過度な取引を防止するために一日に購入可能なオプションは500万円までと決まっているので覚えておきましょう。
このように細かく保有金額が決まっていますが、月間の損失額が事前に申告した損失限度額を超えた場合、取引が停止されますので注意してください。
デモ取引の利用が可能
デモ取引(実際の資金を使用しない練習用の取引)を登録不要で行うことができます。
まずはオプトレのトップページで「オプトレ!」をクリックしてください。
すると「オプトレ!デモ口座」という欄が表示されるのでクリックしましょう。
オプトレ!デモ口座をクリックすると登録していなくてもデモ取引をおこなうことができます。
デモ取引は、取引画面の使い方の練習や自分の手法を検証するのに非常に役立ちます。
具体的な取引方法は下記の「YJFXのオプトレの取引方法」で解説していますので、そちらを参考にしてデモ取引に挑戦してみてください。
信託保全
オプトレの口座の顧客の資金は「三井住友銀行」「みずほ銀行」の信託口座に自社の資産と分けて管理しているため、万が一破綻したとしても顧客の資産は確実に返還されます。
各種手数料が無料
オプトレでは取引の手数料、口座維持費、出金の手数料などすべて無料で利用できます。
ちなみに外貨ex口座とは、YJFXのFX口座のことで、オプトレの口座開設をするためには必ず外貨ex口座も開設することになります。
YJFXの口コミ(評判)
50代男性
スマホでの取引は、チャート表示もわかりやすいですし、情報もわかりやすいです。また、反応速度もストレスがないので、レベルは高いと思います。
20代男性
毎月ちょっとしたお小遣い程度のTポイントがもらえており、結構嬉しいです。Yahoo!関連サービスをよく利用する方なら特におすすめです。
30代女性
大手のyahooさんという安心感もあり最近はメインでここ使ってます。
30代男性
購入価格のレートが、他の会社に比べて少ないというのもデメリットだと感じました。レートが少ないと、選択肢が少なくなるので、不利だと思うので、もう少し増やしてくれと、より使いやすくなると思います。
YJFXの口コミを調べてみると、大手ヤフーグループが運営している安心感や取引に応じてTポイントをもらえることを挙げている方が多い印象を受けました。
普段Tポイントをよく利用される方はお得に利用できるので、YJFXを利用してみても良いかもしれません。
ただし、購入価格のレートが少ないという口コミがあったので、Tポイントを利用しない人はYJFXにこだわる必要はないでしょう。
YJFXオプトレの口座開設
ここからはオプトレの口座開設について実際の画像を使いながら解説していきます。
オプトレの口座を開設するためには、まず外貨exの口座を開設する必要があります。
手間がかかるように感じるかもしれませんが、外貨exの口座を開設してしまえば、簡単な手続きだけでバイナリーオプションを始めることができます。
別々の口座を開設する必要はありませんので、ご安心ください。
口座開設の条件
まず、確認していただきたいのですが、オプトレの口座を開設するには以下の条件を満たさなければいけません。
特に注意していただきたいのが赤線を引いた部分です。
ポイント
①20歳以上の方で80歳未満のこと
②外国為替証拠金取引業者に勤務していないこと
また、ここには記載されていませんが、YJFXではデリバティブ取引経験が1年以上ない方や年収、金融資産、換金可能資産が少ない方も口座開設をすることができません。
投資経験については、口座開設申し込みの際に必ず投資経験を選択する画面がありますので注意するようにしましょう。
年収、金融資産、換金可能資産は、国内業者では100万円以上と定められていることが多いのでYJFXでも100万円以上を目安にしておきましょう。
これらの条件を満たしていない状態では、バイナリーオプションの口座を開設することができませんので、必ず、口座の開設条件を満たした上で開設の手続きを行ってください。
では、ここからはオプトレを開設するために必要な外貨exの口座開設の手順を解説していきます。
外貨exの口座開設の手順
まずは以下のリンクからYJFXの公式ページにアクセスしてください。
すると、次のような画面が表示されるので「FX専用取引口座開設はこちら」をクリックしてください。
合わせて投資信託の口座を開設したい人は、「YJFX!取引口座開設」でも構いません。
必要情報の入力
クリックすると必要情報の入力画面が表示されるので一つずつ入力していきます。
まずは名前、住所など基本情報を入力していきます。
入力項目
- 名前
- 名前(カタカナ)
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
先ほどもお話ししましたが、口座開設をするためには20歳以上、80歳未満である必要がありますので注意してください。
また、ヤフーグループだけあってヤフーIDに登録してある情報を反映させることもできますので、ヤフーIDをお持ちの方は利用してみてください。
次に勤務先情報と口座情報を入力します。
入力項目
- 職業
- 勤務先名称
- 金融機関種別
- 金融機関
- 口座種別
- 口座番号
- 口座名義人
口座名義人は先ほど入力した名前と同じ名義のものを登録するようにしましょう。
また、勤務先を入力したとしても、会社に連絡がいくことはありませんのでご安心ください。
そして、投資に関する質問事項を入力していきます。
入力項目
- 年収
- 金融資産
- 資産運用経験
- 投資目的
- 口座開設のきっかけ
先ほどもお話ししましたが、この入力のときにデリバティブ取引(株信用取引、商品取引、外国為替証拠金取引、オプション取引)の経験が1年未満、金融資産が100万円未満だとオプトレが利用できなくなりますので注意してください。
ここで、YJFXからの案内を受け取るかどうかを選択します。
お得なキャンペーン情報なども送られてくるので、問題なければ「希望する」を選ぶことをおすすめします。
最後に確認事項への同意を行います。
記載事項をしっかり確認し、同意にチェックを入れてください。
これで外貨exの口座開設申し込みは完了です。
本人確認書類の提出
口座申し込みが完了したら、次に本人確認書類を提出していく必要があります。
提出は、口座開設申し込み後すぐおこなう必要はありませんが、取引をするためには本人確認書類の提出が必須になりますので、口座開設申し込み時に提出してしまった方が楽です。
それでは本人確認書類の提出について解説していきます。
提出が必要な書類は以下になります。
本人確認書類として認められるのは以下になります。
顔写真がないものに関しては2点必要になるので注意しましょう。
マイナンバー記載書類として認められるのは以下になります。
YJFXでは書類の送付はWEBアップロードを推奨しています。
郵送でも提出が可能ですが、簡単でおすすめなのはWEBアップロードです。
スマホで撮影してアップロードをするだけなので、時間も手間もかかりません。
鮮明に撮影しないと承認されないので、鮮明に写るようにだけ注意してください。
これでようやく外貨exの口座開設は完了です。
次はオプトレの口座開設を行います。
オプトレの口座開設
口座開設を申し込んで審査に通ると何日か後に郵送で外貨exとオプトレのユーザIDとパスワードが送られてきます。(外貨exとオプトレのユーザID、パスワードは共通です。)
ユーザIDとパスワードを受け取ったら、外貨exだけでなくオプトレにもログインすることが出来るようになるので、次にオプトレが利用できるように口座開設をおこなっていきましょう。
まずはオプトレにログインします。
入力項目
- ユーザID
- パスワード
郵送で届いた「ユーザID」「パスワード」を入力しましょう。
ログインが出来たら、画面右上の取引ステータスの「未受験」を選択します。
未受験をクリックするとバイナリーオプション取引に関する知識テストを受けることになります。
テストの結果、テストの基準を満たしていると判断されたらバイナリーオプションの取引可能となります。
テストは事前に契約締結前交付書面を読んでいれば、合格できる内容になっているので事前に内容をしっかり確認しておくことが重要です。
また、テストが不合格の場合でも、受験した日時から24時間経過すると、再テストができるので、諦めずにテストを受けるようにしましょう。
テストに合格すれば、オプトレの口座開設は完了です。
YJFXのオプトレの取引方法
それではここから、オプトレでのバイナリーオプション取引の方法について解説していきます。
オプトレでは2つの取引タイプが用意されていますので、取引タイプ別に見ていきましょう。
ラダーオプション
ラダーオプションの取引の流れは大きく以下の4つのステップに分けられます。
ポイント
① 通貨ペアを選択
② 目標レートを選択
③ 「ハイ」か「ロー」を選択
④ 口数を決めて購入する
それぞれのステップについて詳しく説明していきます。
① 通貨ペアと判定時刻を選択
まずは取引を行う「通貨ペア」を選択します。
上記の画像の場合は、USD/JPYの21:25〜23:25(第8回号)が選択されています。
② 目標レートを選択
目標レートが設定されているので、エントリーする前にどのレートを目標とするかを選択します。
③ 「ハイ」か「ロー」を選択
判定時刻になった時点で②で決めた目標レートよりレートが「ハイ」か「ロー」かのどちらかになるかを予測します。
ロー:目標レートより低くなると予測
ハイ:目標レートより高くなると予測
それぞれボックス内に書かれている部分が取引に必要な金額で、下段はエントリー後ポジションを判定時刻が来る前に清算(決済)するときの金額になります。
上記の画像の場合は、23:25の時点でレートが109.664円より安くなると予測するならロー(350円)、109.664円より高くなると予測するならハイ(950円)を選択します。
ちなみに、現在価格に対して目標レートが離れているほど予測を当てる難易度が高くなるので購入価格が安くなります。
④ 口数を決めて購入する
最後に口数(購入したい数量)を決定します。
上記の画像の例だと、ハイを1口購入するのであれば350円の資金が必要となります。
口数を決定し、最後に「購入」をクリックすると確認画面が表示されますので、購入してもよければ「OK」を押しましょう。
判定時刻の時点で予想が当たれば1口あたりペイアウト1,000円が払い戻され、予想が外れれば購入金額のみ失います。
今回の例であれば、350円で1口購入して予測が当たった場合は、650円の利益になるということです。
レンジオプション
レンジオプションも大まかな流れはラダーオプションと同じですが、ラダーオプションが「ハイ」か「ロー」を当てる取引であるのに対して、レンジオプションは判定時刻に価格が一定の範囲内に「収まっているか(レンジIN)」か「外にはずれているか(レンジOUT)」を当てる取引になります。
②の目標レートが「範囲」に変わっているのが分かると思います。
上記の画像の場合は、01:25の時点でレートが109.727円と109.627円の範囲内に収まると予測するならイン(620円)、範囲内に収まらないと予測するならアウト(880円)を選択します。
予測が当たればラダーオプション同様にペイアウトを受け取ることができます。
どちらのタイプを選ぶにしてもいきなり実践するのは怖いと思いますので、登録不要で利用できるデモ取引で実際に取引を体験してみましょう。
バイナリーオプション業者は海外業者がおすすめ
ここまで国内業者であるYJFXのオプトレについて解説してきましたが、個人的には国内業者ではなく、海外業者の利用がおすすめです。
なぜなら2013年に施行された規制により、現在国内のバイナリーオプション業者には取引に関して多くの制限が設けられており、バイナリーオプションの最大のメリットである「短期間で大きく稼ぎやすい」というメリットが失われてしまっているからです。
規制の内容
- 取引時間は最短で2時間
- 購入価格は変動性(判定レートとの価格差によって決定)
- このレート内なら没収という価格帯の設定を禁止
- 「売り」と「買い」の価格を両方提示
その結果、規制が施行されて以降、大半のトレーダーが海外のバイナリーオプション業者を利用しているのです。
このような事情から現在世に出回っているバイナリーオプションで稼ぐためのノウハウのほとんどが海外業者を利用した方法です。
バイナリーオプションで稼ぎたいのであれば海外業者の利用をおすすめします。
僕のおすすめの海外業者は「ハイローオーストラリア」です。
ハイローオーストラリアの詳しい解説は以下の記事をご覧になってください。
ハイローオーストラリアの口座開設をしたい方は以下のリンクから口座開設をすることができます。
まとめ
今回の記事では、大手ヤフーグループが運営していることから信頼性の高さで人気のあるYJFXのオプトレについて詳しい特徴から口座開設、取引の方法について解説しました。
最後におさらいをしましょう。
YJFXのオプトレまとめ
- 取引できる通貨ペアは8種類(国内業者最多)
- 判定時刻は2時間で1日11回
- ラダーオプション、レンジオプションの2タイプでの取引が可能
- 1回の取引は1,000円未満からできる
- 各種手数料無料
- 三井住友銀行、みずほ銀行での信託保存により顧客の資産を保護
YJFXはヤフーグループの信頼性はもちろんですが、国内業者最多の8通貨ペアの取引が可能であることからも人気の国内業者です。
しかし、現在では規制により大きな制限をかけられているので稼ぎにくい事に変わりはありません。
なので、しっかり稼ぎたい方には海外業者であるハイローオーストラリアの利用をおすすめしていますが、どうしても国内業者を利用したいという方はYJFXのオプトレを利用してみてもいいかもしれません。