- GMOクリック証券の外為オプションの特徴がわかる
- 口座開設の方法がわかる
- 具体的な取引方法がわかる
こんにちは、松井です。
国内のバイナリーオプション業者であるGMOクリック証券が提供しているバイナリーオプションサービスである「外為オプション」についてどのような特徴があるのか?
口座開設の詳しい手順や実際の取引方法について解説していますので、利用を考えている方は是非ご覧ください。
GMOクリック証券のバイナリーオプション【外為オプション】の概要
外為オプションはGMOクリック証券が運営しているバイナリーオプションサービスです(GMOクリック証券は他にも株式FXのサービスも提供している)。
GMOクリック証券株式会社は東証一部上場のGMOインターネットグループの子会社でFX取引高世界1位(ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2018年12月)の実績を持つ非常に信頼性の高い業者です。
それではここからは外為オプションについての特徴について詳しく解説していきます
取引のタイプはラダーオプションのみ
外為オプションの取引タイプは「ラダーオプション」よばれるもので、エントリーの時点で目標となるレートを決め、最終的に判定時刻にそのレートより高いか安いかを予測する取引となります。
その他にも取引のタイプとしては「レンジオプション」と「ワンタッチオプション」があります。
取引タイプの違い
- ラダーオプション:判定時刻に目標レートよりも高いか低いかを予測
- レンジオプション:判定時刻に目標のレンジ(価格帯)に入っているかどうかを予測
- ワンタッチオプション:判定時刻までに一度でも目標価格に到達すれば利益を得る
出典:YJFX公式ページ
出典:FXTF公式ページ
文章だけだと少しイメージにくい方は実際にデモ取引を行うか、後ほど解説している「GMO証券の外為オプションの取引方法」をご覧になってください。
通貨ペア
取り扱っている通貨ペアは以下の5種類のみです。
取り扱っている通貨ペア
- USD/JPY
- EUR/JPY
- GBP/JPY
- AUD/JPY
- EUR/USD
取引量の多いUSD/JPYとEUR/USDと主要のクロス円を取り扱っています。
取引時間
取引時間は月曜から金曜日の午前8:00〜翌午前5:00まで、各回号(判定時刻)は以下のように2時間毎に1日10回設定されています。
回号 | 開催時間 |
第1回号 | 8:00〜11:00 |
第2回号 | 10:00〜13:00 |
第3回号 | 12:00〜15:00 |
第4回号 | 14:00〜17:00 |
第5回号 | 16:00〜19:00 |
第6回号 | 18:00〜21:00 |
第7回号 | 20:00〜23:00 |
第8回号 | 22:00〜翌1:00 |
第9回号 | 0:00〜翌3:00 |
第10回号 | 翌2:00〜翌5:00 |
*: 各回号終了の2分前までエントリーが可能
各開催時間内の終了時刻の価格を予測することになります。
例えば、現在時刻が16時30分の場合、第5回号になるため19時の価格を予測することとなります(他の回号の取引は行なえません)。
ちなみに同じGMOグループであるFXプライム by GMOの「選べる外為オプション」の場合、開催時間が1時間ずつずれているため、両口座を利用することにより1日の取引回数を20回まで増やすことが可能です(同じグループ会社なので取引画面がほとんど同じです)。
回号 | 外為オプション | 選べる外為オプション |
第1回号 | 8:00〜11:00 | 8:00〜10:00 |
第2回号 | 10:00〜13:00 | 10:00〜12:00 |
第3回号 | 12:00〜15:00 | 12:00〜14:00 |
第4回号 | 14:00〜17:00 | 14:00〜16:00 |
第5回号 | 16:00〜19:00 | 16:00〜18:00 |
第6回号 | 18:00〜21:00 | 18:00〜20:00 |
第7回号 | 20:00〜23:00 | 20:00〜22:00 |
第8回号 | 22:00〜翌1:00 | 22:00〜翌0:00 |
第9回号 | 0:00〜翌3:00 | 0:00〜翌2:00 |
第10回号 | 翌2:00〜翌5:00 | 翌2:00〜翌4:00 |
ペイアウトと取引可能な枚数
国内業者である外為オプションでは、ペイアウト金額が1,000円に固定されている代わりに購入金額(エントリー金額)が変動します(レートによって1ポジションの購入価格が約50円〜999円で変動し、予測が当たれば一律1,000円が払い戻されます)。
購入価格が1,000円未満だと大きく稼ぐことができない印象を受けるかもしれませんが、1回の注文で最大200枚(200ポジション)まで購入が可能、そして1日10,000枚まで取引が可能ですので問題ないでしょう。
デモ取引の利用が可能
デモ取引(実際の資金を使用しない練習用の取引)を登録不要で行うことができます。
取引画面使い方の練習や自分の手法を検証するのに非常に役立ちます。
具体的な取引方法は下記の「GMO証券の外為オプションの取引方法」を解説していますので、そちらを参考にしつつデモ取引に挑戦してみてください。
信託保全
外為オプションの口座の顧客の資金は「三井住友銀行」「みずほ信託銀行」「三井住友信託銀行」「日証金信託銀行」の信託口座に自社の資産と分けて管理しているため万が一破綻したとしても顧客の資産は確実に返還されます。
各種手数料が無料
外為オプションでは取引の手数料、口座維持費、出金の手数料などすべて無料で利用できます。
GMOクリック証券の口コミ(評判)
30代男性
国内のバイナリーオプション業者だと大きな差はないんだけど比較的、GMOの安定感が一番かな。
20代男性
他の業者も使ってみたけど最終的にはGMOに落ち着きました。
決め手は取引画面の使いやすさですね。
20代男性
他の業者も使ってみたけど最終的にはGMOに落ち着きました。
決め手は取引画面の使いやすさですね。
20代男性
バイナリー歴2年くらいですが、GMOが一番使いやすいです。
取引画面も直感的に使えるし、スマホのアプリも使いやすい。
30代女性
基本的に大きな不満はないけど、ラダー取引しかないのと1回の上限が200枚なのがネックですね。
かといって他の業者が完全に言いわけではない、あちらを立てればこちらが立たずといった感じです。
なのでいくつかの業者を上手く使い分けています。
GMOクリック証券の口コミを調べてみると、他の業者と大差は無いものの、知名度や安定感から利用している方が多いようです。
ただし、取引タイプが「ラダーオプション」しかないのが物足りないという意見があったので複数の業者を上手く使い分けるのがいいですね。
GMOクリック証券の口座開設
ではここからは外為オプションの口座開設について実際の画像を使いながら解説していきま。
口座開設の条件
まず確認していただきたいのですが、外為オプションの口座を開設するには以下の条件を満たさなければいけません。
特に注意していただきたいのが赤字で記載されている部分です。
ポイント
- 100万円以上の金融資産があること
- 年収が200万円未満の場合は金融資産を300万円以上保有していること
- 年齢80歳以下であること
- デリバティブ取引などの投資経験が1年以上ある
- 原則、金融商品取引業者の従業員でないこと
以上の基準を満たしていないと口座を開設できませんので確認した上で開設の手続きを行いましょう。
口座開設に必要な物
口座の開設には以下の書類などが必要となります。
口座開設に必要なもの
- 本人確認書類
- マイナンバー
- メールアドレス
本人確認書類としては、運転免許証や健康保険証、年金手帳、住民票が利用可能で、マイナンバーについては通知カード、個人番号カード、マイナンバーが記載されて住民票が利用可能です。
各書類についての詳しい解説は以下のページをご覧になってください
口座開設の手順
ではここからは、具体的な手順について解説していきます。
まずは以下のリンクからGMOクリック証券の公式ページにアクセスしてください。
すると以下のような画面が表示されるので「口座開設(無料)はこちらから」をクリックしてください。
必要情報の入力
すると必要情報の入力画面が表示されるので1つずつ入力してください。
名前・住所等
- 名前
- 名前(カタカナ)
- 名前(ローマ字)
- 生年月日
- 性別
- 郵便番号
- 電話番号
- メールアドレス
次に国籍情報と職業の選択です。
国籍情報と職業
- 国籍
- 米国税務義務
- 外国の重要な幸甚
- 居住区
- 職業
日本以外の居住している場合は口座開設はできません。
基本的には上記の画像と同じように選択してください。
そして、バイナリーオプション用の口座を開設するには以下の「外為オプション口座も一緒に申し込む!」に必ずチェックを入れてください(今回の口座開設はFXの口座開設も兼ねています)。
ポイント
- 年収
- 金融資産
- 投資可能資金額
- 取引の経験
- 投資目的
- GMOクリック証券を選んだ理由
- 主たる資金の性格
上記の「口座開設の条件」の項でもお伝えしましたが、金融資産が100万円未満の場合、口座を開設することができないので注意してください(また、年収200万円未満の場合は300万円以上の金融資産が必要)。
最後に規約への同意・承諾を行います。
各項目を確認した上で右側の「同意・承諾します」また「はい」にチェックを入れてください。
最後にGMOクリック証券からのメールを受信するかを選択し、「入力内容の確認ページへ」をクリックしてください。
すると入力した項目の確認画面が表示されるので、間違いがなければ一番下の「この内容で申し込む」をクリックしてください。
すると以下のような外為オプション取引に関する確認問題が表示されますので、問題を読んで「○または☓」を選択してください(ヒントをクリックすると正解が表示されます)。
全ての問題を選択し終わったら、「この内容で申し込む」をクリックしてください。
以下のような画面が表示されますので、引き続き必要書類の提出を行いましょう(登録したメールアドレスに届いたメールからも必要書類提出は行うことができます)。
本人確認書類の提出
それでは本人確認書類の提出について解説していきます。
以下のリンクから口座開設ナビにアクセスしてください。
「口座を開設ナビ」
以下のようなページが表示されます。
提出方法としては
- アップロード送信(パソコンやスマホ上で完結)
- 郵送
のどちらかの方法で提出が可能です。
アップロード送信での提出
提出書類は、「顔写真あり」または「顔写真なし」のどちらかを提出してください。
【顔写真ありの場合】
顔写真ありの書類
日本国籍の方
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
- 個人番号カード
- パスポート
外国国籍の方
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国人登録証明書
- 個人番号カード
【顔写真なし】
顔写真なしの書類
日本国籍の方
- 各種保険証
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明
- 各種年金手帳
外国国籍の方
- 顔写真ありの書類を提出
注意ポイント
提出する書類に記載されている住所、氏名、生年月日が口座開設の際に入力したものと同じであることをご確認ください。
各書類についての詳しい解説は以下のリンクから
各書類の表面と裏面の画像ファイルを選択し、「選択した画像の送信」をクリックしてください。
郵便での提出
郵便での提出の場合の書類としては基本的に上記の「アップロード送信での提出」と同じですが、追加でマイナンバーがわかる書類を提出しなければなりません。
【顔写真あり】
【顔写真なし】
以上の「顔写真ありの書類+マイナンバー」または「顔写真なしの書類+マイナンバー」のどちらかを以下のいずれかの方法で郵送してください。
郵送方法
- 自分で送付用ラベルをプリントアウトして送付
- 封筒に宛先を手書きして送付
- 返信用封筒を取り寄せて送付
マイナンバーの提出
本人確認書類をアップロード送信で提出した場合、次にマイナンバーの提出を求められます。
以下の内のいずれか1点を提出します。
マイナンバー
- 通知カード
- 個人番号カード
- 住民票の写し(マイナンバー付き)
書類の表面と裏面の画像ファイルを選択し、「選択した画像の送信」をクリックしてください。
送信が完了したら、あとは審査が完了するのを待ちましょう。
GMO証券の外為オプションの取引方法
それではここからは、GMOクリック証券でのバイナリーオプション取引の方法について解説していきます。
取引の流れは大きく以下の3つのステップに分けられます。
ポイント
① 通貨ペアと判定時刻を選択
② 目標レートを選択
③ 「円高」か「円安」を選択
④ 取引枚数を決めて購入する
それぞれのステップについて詳しく解説していきます。
① 通貨ペアと判定時刻を選択
まずは取引を行う「通貨ペア」と「判定時刻(何時の価格を予測するか?)」を選択します。
上記の画像の場合は、USD/JPYの21時を選択しています。
② 目標レートを選択
各判定時刻毎に目標レートが設定されています。
エントリーする前にどのレートを目標とするかを選択します。
③ 「円高」か「円安」を選択
判定時刻になった時点で②で決めた目標レートよりレートが「高くなるか?」、「低くなるか?」のどちらかを予測し選択します。
円高:目標レートより低くなると予測
円安:目標レートより高くなると予測
それぞれボックス内に「購入」と書かれてる部分が取引に必要な金額で、上記の画像の場合は、21時の時点でレートが108.520円より安くなると予測するなら円高(413円)、108.520円より高くなると予測するなら円安(677円)を選択します。
また「売却」と記載されている金額は、エントリー後ポジションを判定時刻が来る前に売却(決済)する時の価格です。
ちなみに、現在価格に対して目標レートが離れているほど購入価格が安くなります(円高と円安で購入価格が異なるのはそのためです)。
④ 取引枚数を決めて購入する
最後に取引枚数(ポジションをいくつ持つか)を決定します。
上記の画像の例だと、円高を1枚のみの取引だと413円、10枚購入だと4,130円の資金が必要となります。
取引枚数を決定し、最後に「USD/JPY 購入」をクリックすると確認画面が表示されますので、最終確認を行い注文を確定させれば購入完了です。
判定時刻の時点で予想が当たればチケット1枚あたり1,000円が払い戻され、予想が外れれば購入金額が没収されます。
(つまり、413円で購入し1,000円が払い戻された場合、587円の利益)
なんとなく取引方法が理解できたら登録不要で利用できるデモ取引で実際に取引を行ってみましょう。
バイナリーオプション業者は海外業者がおすすめ
ここまで国内業者であるGMOクリック証券の外為オプションについて解説してきたのですが、僕の意見としては国内業者では海外業者の利用をおすすめしています。
なぜなら2013年に施行された規制により国内のバイナリーオプション業者では取引に関しては多くの制限が設けられたため、バイナリーオプションの特徴である「短期間で大きく稼ぎやすい」というメリットが失われてしまいました。
規制の内容
- 取引時間は最短で2時間
- 購入価格は変動性(判定レートとの価格差によって決定)
- このレート内なら没収という価格帯の設定を禁止
- 「売り」と「買い」の価格を両方提示
その結果、大半のトレーダーは海外のバイナリーオプション業者を利用しています。
世に出回っているバイナリーオプションで稼ぐためのノウハウのほとんどが海外業者を利用した方法ですのでバイナリーオプションで稼ぎたいのであれば海外業者(特にハイローオーストラリア)の利用がおすすめです。
ハイローオーストラリアの詳しい解説は以下の記事をご覧になってください。
ハイローオーストラリアの口座開設をしたい方は以下のリンクから行ってください。
まとめ
今回の記事では国内のバイナリーオプション業者の中で高い人気を誇るGMOクリック証券の外為オプションについて、詳しい特徴から口座開設、取引の方法について解説しました。
最後におさらいをしましょう。
まとめ
- 取引できる通貨ペアは5種類
- 判定時刻は2時間毎で1日10回(選べる外為オプション併用すれば1日10回)
- ラダーオプション取引を採用
- 1回の取引は1,000円未満からできる
- 各種手数料無料
- 信託保存により顧客の資産を保護
GMOクリック証券は信頼性も高い証券会社であることに間違いはないのですが、国内業者であるため規制により大きな制限をかけられているので稼ぎにくい事に変わりはありません。
ですので海外業者であるハイローオーストラリアの利用をおすすめしているのですが、どうしても国内業者を利用方はGMOクリック証券を利用したのでよいでしょう。