- 仮想通貨のバイナリーオプション取引ができる業者がわかる
- 仮想通貨のバイナリーオプションが稼げるのかがわかる
こんにちは、松井です。
「バイナリーオプションの業者で仮想通貨が使える業者はどこ?」と探していませんか。
仮想通貨といえば2017年に日本でもブームが起き、ここ1〜2年であまり世間の話題に挙がることは少なくなりましたが、バイナリーオプション業界にも仮想通貨の波は進出してきています。
そこで今回の記事では、仮想通貨を取り扱っているバイナリーオプション業者と仮想通貨のバイナリーオプション取引について実際に稼ぐことができるのかプロトレーダーである僕自身の見解をお伝えしていますので是非ご覧になってください。
ビットコインなどの仮想通貨取引ができるバイナリーオプション業者
それではさっそくビットコインなどの仮想通貨を取り扱っているバイナリーオプション業者を紹介します。
① ハイローオーストラリア
ハイローオーストラリアは、海外業者にもかかわらず日本国内で圧倒的な人気を誇るバイナリーオプション業者です。
ハイローオーストラリアでは、2018年から仮想通貨の取引を開始しました。
ハイローオーストラリアで取り扱っている仮想通貨は以下の4種類です。
ハイローで取引可能な仮想通貨
- BITCOIN(ビットコイン)
- ETHEREUM(イーサリアム)
- LITECOIN(ライトコイン)
- RIPPLE(リップル)
以前はBCASH(ビットコインキャッシュ)での取引も可能だったのですが現在では取引ができなくなっています。
取引時間は毎朝6:00が判定時刻となる23時間での取引のみ
ペイアウト率はHighLowで1.85倍、HighLowスプレッドで2.00倍となっています。
約定レート及び判定レートの配信元は「Bitfinex社」と「BitMEX社」の2社となっています。
仮想通貨の市場自体は土日に関係なく365日動いているのですが、ハイローオーストラリアでは土日は営業していないため平日のみ取引を行うことができます。
② theoption(ザ・オプション)
theoptionは「約定力が高い」、「独自の分析ツール(デスクトップアプリ)」が特徴として挙げられる海外のバイナリーオプションでハイローオーストラリアのサブの口座として利用されることが多いです。
theoptionで取り扱っている仮想通貨はビットコインのみです。
取引時間は毎朝6:00が判定時刻となる23時間での取引のみでペイアウト率は1.82倍となっています。
ハイローオーストラリアと同じく平日のみ取引を行うことができます。
③ FIVE STARS MARKETS(ファイブスターズマーケッツ)
FIVE STARS MARKETSは、バヌアツ共和国に本社を持つFull Rich Limitedが運営している海外業者で、創業自体は1993年と古く、バイナリーオプション取引のサービスも2014年から行っているため信頼性の高い業者とされています。
FIVE STARS MARKETSで取り扱っている仮想通貨は以下の4種類です。
取引可能な仮想通貨
- BITCOIN(ビットコイン)
- ETHEREUM(イーサリアム)
- LITECOIN(ライトコイン)
- RIPPLE(リップル)
取引時間は、2分、5分、15分、20分、25分、30分、45分・60分
ペイアウト率は1.5倍~1.6倍で変動します。
FIVE STARS MARKETSの大きなメリットは土日の取引も可能という点です。
④ WorldCryptoBinary(ワールドクリプトバイナリー)
WorldCryptoBinaryは仮想通貨の取引に特化した海外のバイナリーオプション業者です。
取り扱っている仮想通貨の数も業界最多の以下の8通貨です。
取引可能な仮想通貨
- BITCOIN(ビットコイン)
- ETHEREUM(イーサリアム)
- ETHEREUM CLASSIC(イーサリアムクラシック)
- RIPPLE(リップル)
- DASH(ダッシュ)
- LITECOIN(ライトコイン)
- MONERO(モネロ)
- ZCASH(ジーキャッシュ)
取引時間は5分、15分、30分
ペイアウト率は1.5〜1.7倍となっております。
仮想通貨に特化した業者なだけあって、Bitcoin、Ethreum、Litecoin、Bitcoin Cashでの入金に対応しており、入金した通貨を使用して取引を行うことができます。
また、土日に関係なく取引ができるのも大きなメリットと言えるでしょう。
BITODDS(ビットオッズ)
BITODDS(ビットオッズ)は2019年にできたばかりの仮想通貨専門のバイナリーオプション業者です。
BITODDSで取り扱っている仮想通貨は以下の3種類です。
BITODDSで取引可能な仮想通貨
- BITCOIN(ビットコイン)
- ETHEREUM(イーサリアム)
- RIPPLE(リップル)
円換算ではなく、ドル換算での銘柄(BTC/USD、ETH/USD、XRP/USD)となっています。
取引時間は1分と5分の2種類のみ
ペイアウト率は取引している方向に人気によって変動する「オッズ制」を採用しており、最大で10倍のペイアウト率になることもある。
そして、土日に関係なく取引が可能です。
注意ポイント
取引を行いたい銘柄を入金しないといけません。
例えばリップルの取引を行うには自分が保有するリップルを入金しないといけません。
国内のバイナリーオプション業者では仮想通貨を取り扱っていない
今回紹介した業者は全て海外のバイナリーオプション業者です。
そもそも日本国内で仮想通貨の取引を行うには仮想通貨交換業の登録が必要となっています(2017年4月〜)。
平成29年4月1日から、「仮想通貨」に関する新しい制度が開始され、国内で仮想通貨と法定通貨との交換サービスを行うには、仮想通貨交換業の登録が必要となりました。
出典:金融庁ホームページ
2019年12月時点では、仮想通貨交換業に登録しているのは仮想通貨取引所(ビットフライヤーやコインチェックなど)のみで日本国内のFX業者やバイナリーオプション業者は仮想通貨交換業者として登録されていないため仮想通貨を取り扱うことができません(FX取引が可能な取引所も存在します)。
しかし、海外のバイナリーオプション業者の場合、日本の法律が適用されないため日本での取引が可能となっているのが現状です。
仮想通貨を持っていなくても取引できる
仮想通貨の取引でよくあるのが
という勘違いです。
この記事を読んでいるあなたも「仮想通貨の取引」と聞くと
仮想通貨の取引所で日本円を仮想通貨に交換
↓
バイナリーオプションの口座に仮想通貨を送金(入金)
↓
送金した仮想通貨を使って取引
という手順を踏む必要があると思っていませんか?
仮想通貨のバイナリーオプション取引といっても必ずしも仮想通貨を準備する必要はありません。
あくまでも入金した日本円を掛金として仮想通貨の値動きを予測するだけです。
わざわざ「必ずしも」と言った理由は、業者の中には上記のように実際に仮想通貨を入金しないといけない場合があるからです(今回紹介したBITODDSもその1つ)。
基本的には仮想通貨を準備する必要のない業者の方が多いのですが、実際に取引を行う際にはあらかじめ調べておきましょう。
仮想通貨のバイナリーオプション取引はおすすめはしない
ここまでで仮想通貨のバイナリーオプション取引を行うことができる業者をいくつか紹介しましたが、現時点ではあまり仮想通貨の取引はおすすめできません。
なぜなら仮想通貨の市場ができてまだ浅いからです(市場が成熟していない)。
バイナリーオプションで勝つには過去の相場に対して自分の手法が通用するのかを検証する必要です。
しかし、仮想通貨の取引が活発に行われるようになったのはここ数年の話です。
つまり、しっかりとした検証を行うほどの過去のデータが無いということです(最低でも5年以上のデータが必要)。
しかも仮想通貨の場合、ごく一部の人達が流通している通貨の大半を保有しているため(「ビットコインの97%は、4%のアドレスが保有」という情報もある)、その人達が大きな取引を行うと突如として価格が暴落(または暴騰)する可能性があるため安定した取引を行うのが難しいと考えられます。
もちろん、ある程度チャート分析を行う事により相場を予測することは可能でしょうが、
「わざわざ為替相場ではなく仮想通貨で取引するメリットはない」
というのが僕の考えです。
まとめ
今回の記事では仮想通貨のバイナリーオプション取引ができる業者を仮想通貨のバイナリーオプション取引について稼ぐことができるのか僕自身の見解をお伝えしました。
仮想通貨の取引を扱うには「仮想通貨交換業への登録」が必要なため現状では日本国内で仮想通貨の取引が行える業者はなく、海外業者でのみ行うことができます。