ハイローオーストラリアの1分取引を徹底解説!メリット・デメリットも解説

この記事で得られる事
  • 1分取引のメリットとデメリットがわかる
  • 1分取引を行う上での注意点がわかる
  • 1分取引を推奨しない理由がわかる

こんにちは、松井です。

バイナリーオプションでは、エントリー時点で判定までの時間を自分で選択できるのですが、その中でも一番人気なのが、1分取引です。

その理由は「ペイアウト率が高い」ことや「判定結果がすぐわかる」からでしょう。

しかし、1分取引の場合、値動きが読みにくく、難易度が高いというデメリットがあり、個人的には1分取引をおすすめしていません。

それでも1分取引について理解せずに1分取引をやらないのと、理解したうえでやらないのとでは、トレーダーとして知識量が大きく変わります。

この記事では、1分取引のメリット・デメリット、注意点などについて解説していきます。

この記事を読めば、1分取引について理解したうえで、なぜ専業トレーダーの僕が1分取引をおすすめしないのかが分かるので、ぜひ最後まで読んだうえで、1分取引をやるのかどうかを判断してください。

 

ハイロー オーストラリアの1分取引とは?

1分取引とはその名の通り、エントリーから判定時刻までが1分で完結する取引です。

数あるハイローオーストラリアの取引時間の中でも、30秒取引の次にペイアウト率が高くなっています。

「Turbo」の場合は、ペイアウト率1.90倍、「Turboスプレッド」の場合はペイアウト率2.20倍と非常に高いペイアウト率です。

30秒取引ほどではありませんが、超短期取引のため、値動きの予測が難しいのが特徴で、ペイアウト率は高くても、その分勝率を落としてしまう人も少なくないんです。

確かに30秒取引をやるよりは良いですが、それでも勝率は安定ないので、僕は1分取引をおすすめしていません。

ちなみに、国内のバイナリーオプション業者では国の規制により2時間未満の取引が禁止されているため、1分取引を行うことができませんので、1分取引は海外業者ならではの超短期取引です。

1分取引のやり方

ここからは、具体的な1分取引の方法について解説します。

ハイローオーストラリアの場合は「Turbo」という取引タイプがあるので、その中の1分と書かれたタブを選択して取引を行います。

1分取引の画面

1分取引では、1分足チャートを見ながら取引をおこなっていくことになります。

1分足チャートとハイロー レートの比較

30秒取引では、30秒足チャートがないため、値動きが読みにくいというデメリットがありました。

しかし、1分取引では、1分足チャートがある分、30秒取引よりは値動きが読みやすくなります。

より詳しい取引方法については下記記事で行っていますので参考になさってください。

関連記事

こんにちは、専業トレーダーの松井です。ハイローオーストラリアの取引方法を詳しく知りたいとお考えですか?この記事では、ハイローオーストラリアの取引方法について実際の画像などを使い、どこよりもわかりやすく解説していきます。 […]

ハイローオーストラリア取引方法徹底解説

ハイローオーストラリアの1分取引の必勝法としてよく語られる手法とは?

1分取引では、1分足チャートを利用して取引をしていくのですが、先ほどからお話ししているように、取引時間が短すぎるので、値動きの予測が非常に難しいのです。

特に難しいとされている理由が「テクニカル分析が効きづらいこと」で、取引時間が短いため、インジケーターがうまく機能せず信頼性に欠けてしまいます。

バイナリーオプションで勝つためには、テクニカル分析をおこない根拠を重ねていくのが基本なので、テクニカル分析がうまく出来ない時点で取引を避ける方が賢明ですね。

ただし、それでもいくつか1分取引を攻略するために有効だとされている手法がありますので、紹介しておきたいと思います。

1分取引の手法

  • RSIの逆張りトレード
  • ボリンジャーバンドの逆張りトレード

RSIの逆張りトレード

逆張りロジックで利用するのは、今の相場が「買われすぎているのか」「売られすぎているのか」を判断するテクニカル指標である「RSI」です。

RSIは、RSI値が30を下回ったら「売られすぎ」70を上回ったら「買われすぎ」と判断することができます。

そして、売られすぎ、買われすぎということは、レートが反発する可能性が高いということです。

この特性を利用すると、それぞれ売られすぎているのであれば「High」、買われすぎているのであれば「Low」を選ぶと勝てる可能性が高いと言えます。

RSI実例

RSIが70%または30%を超えたタイミングで逆張りエントリーをすると綺麗に反発していますね。

実際にこのように値動きが穏やかなタイミングであれば、1分取引でも綺麗に反発を狙う事ができます。

ただし、1分取引では、ちょっとしたきっかけで「ダマシ」という大きな値動きが起きてしまい、RSIが70%または30%を超えていたとしても反発しないことも少なくありません。

5分以上の取引であれば、RSIの信頼性も高まりますが、1分取引では勝率が安定しません。

今回解説したRSIを利用して逆張りでエントリーをおこなうロジックは、バイナリーオプションをやっていくうえで必ず覚えておいた方が良いものです。

以下の記事にて詳しく解説していますので、ぜひ学んでみてください。

関連記事

この記事で得られる事RSIの構成・計算式について理解できる RSIの使用上の注意点・攻略法について理解できる今回の記事ではオシレーター系のインジケーターであるRSIについて詳しく説明しま[…]

バイナリーオプションのRSIを使った逆張り必勝法

ボリンジャーバンドの逆張りトレード

ボリンジャーバンドは、中央にある移動平均線と統計学の手法を用いて、導いた上下に 2 本ずつの標準偏差というバンドで構成されています。

ボリンジャーバンドの構成

  • 中心に過去N日間の単純移動平均線(通常は20日間)
  • 上部に単純移動平均線 + 標準偏差(σ)
  • 下部に単純移動平均線 – 標準偏差(σ)

そして、ボリンジャーバンドは、ローソク足の終値が以下の確率で各バンド内に収まるとされています。

±1σの範囲内に収まる確率 → 68.27%
±2σの範囲内に収まる確率 → 95.45%
±3σの範囲内に収まる確率 → 99.73%

この特性を利用して、±2σにタッチした時点で逆張りエントリーをしていくというのが1分取引でよく言われる攻略法です。

ボリンジャーバンド

2σにタッチして時点で逆張りエントリーを仕掛けて勝っている場所もありますが、負けている場所もあります。

実は、ボリンジャーバンドには「エクスパンション」というバンドが広がっていく特性があり、ローソク足の動きに合わせてバンドが広がる場合には、2σにタッチしたとしても反発する事はありません。

そして、エクスパンションが拡大した結果、下記のチャートの赤い四角で囲んでいる部分のように、ボリンジャーバンドに連続でローソク足がタッチしている状態が発生します。

バンドウォーク

この状態のことを、バンド(ライン)に沿ってローソク足が歩いているように見えるので「バンドウォーク」と言います。

1分取引では、突発的な値動きにより、ボリンジャーバンドにタッチしたとしても反発しないこれらの現象が非常に起きやすいので、ボリンジャーバンドの逆張り手法を利用しても1分取引で勝率が安定することはありません。

1分取引以外であれば、ボリンジャーバンドを利用して勝つ手法を考案していくことも十分に可能です。

以下でボリンジャーバンド、特にバンドウォークについて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

関連記事

この記事で得られる事バンドウォークが何かを理解することができる バンドウォーク発生を予測することできる バンドウォーク発生時の注意点がわかる こんにちは、松井です。&nb[…]

バンドウォークの取引方法

 

1分取引のメリット・デメリット

ではここからは、1分取引のメリットとデメリットについて解説していきます。

1分取引のメリット

1分取引のメリットとして挙げられるのが

1分取引のメリット

  • 短時間で取引が完結する
  • ペイアウト率が高い
  • 30秒取引よりは勝ちやすい

短時間で取引が完結する

1分取引のメリットとしてまず挙げられるのが、1分間という短い時間で取引が完結するということです。

取引の時間があまり確保できない方でも1分取引であれば、少ない時間で取引を重ねることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

また、勝率さえ確保できるのであれば、繰り返しエントリーをすることで、多くの利益を得ることが可能です。

ペイアウト率が高い

1分取引の場合、5分取引など他の取引時間に比べてペイアウト率が高いです。

僕がおすすめしているバイナリーオプション業者のハイローオーストラリアを例に挙げると、各取引時間によるペイアウト率は以下のようになっております。

ハイローのペイアウト率

  • 30秒(Turbo):1.95倍
  • 1分(Turbo):1.90倍
  • 3分(Turbo):1.90倍
  • 5分(Turbo):1.85倍
  • 15分(HighLow):1.85倍
  • 1時間(HighLow):1.90倍

このように1分取引は他の取引時間に比べるとペイアウト率が高いことが分かります。

ペイアウト率は利益に直結する要因ですので、当然ペイアウト率が高いほど利益を伸ばすのに有利と言えます。

注意ポイント

確かに1分取引はペイアウト率が高いですが、後ほど解説するデメリットがさらに大きくなるため1分取引はおすすめしていません。

30秒取引よりは勝ちやすい

1分取引と同じく超短期取引として人気のあるのが、30秒取引です。

30秒取引は1分取引に比べると、取引時間がさらに短くなってしまうので、テクニカル分析がうまく機能せず値動きを予測する事ができません。

なので、同じ短期取引を利用するのであれば、まだ1分取引の方が30秒取引よりかは、テクニカル分析も機能しやすく勝ちやすいです。

ただし、30秒にしても、1分にしても値動きの予測が難しいことに変わりはないので、個人的にはおすすめしていません。

1分取引のデメリット

一方で1分取引のデメリットとして以下が挙げられます。

1分取引のデメリット

  • テクニカル分析が効かない
  • 展開が早く、考える時間もない
  • 短時間で大きな損失を出す可能性もある

テクニカル分析が効かない

1分取引ほど超短期取引になれば、時間内に行われる取引が少なくなるため、取引量も少なく、ちょっとした要因で大きく価格が動くことが多いです。

そうなると先ほどもお話ししたように過去の値動きのパターンとは外れた値動きになり、インジケーターがうまく機能せず、テクニカル分析が通用しないことがあります(つまり手法が通じない)。

1分取引では、5分取引などに比べると圧倒的に突発的な値動きの影響が受けやすく、うまく値動きが予測できません。

1分では勝率は安定しにくいでしょう。

展開が早く、考える時間もない

1分取引の場合、取引時間がすごく短いため、展開が早くなってしまいます。

展開が早いと、ろくに考える時間もないままエントリーをすることになってしまうので、結果として勝率が安定しなくなってしまうんです。

先ほど紹介したRSIやボリンジャーバンドの手法を使おうとした場合、展開の早さからピンポイントでエントリーをするのは非常に難しいでしょう。

短時間で大きな損失を出す可能性もある

1分取引に限った話ではありませんが。短時間取引は短時間で取引が終了し、なおかつエントリーチャンスが非常に多いため、仮に負けが続いたしても、ついついエントリーを繰り返してしまい大きな損失を出してしまう恐れがあります。

人間の心理として損失分をすぐさま取り返そうという心理が働きやすくなり、資金管理が疎かになってしまう可能性が高くなるのです。

1分取引は短時間で取引が終了するため、次々に取引してしまう傾向も強いです。

1分取引で勝てる時間帯

バイナリーオプション取引を行う上で重要な要因の1つに、取引を行う時間帯があります。

では1分取引で勝てるのはどの時間帯か?

結論から言うと「手法や通貨ペアによって異なる」ということです。

なぜなら、各手法によって使用するインジケーターも違うので、勝ちやすい時間帯が変わるのは当然です。

そして通貨ペアに関しても各時間帯によって取引量も変われば価格の挙動も変わってきます。

ですので一概に「1分取引で勝てる時間は〇〇だ。」と決めつける事はできません。

しかし、1分取引で避けたほうがいい時間帯は存在します。

それは

取引量が極端に少ない時間帯

です。

取引量が少ない時間帯を避ける理由①

その理由は大きく2つあって、1つ目は取引量が少ないとテクニカル分析が通用しにくいからです。

上記のデメリットの項目でもお伝えしましたが、そもそもテクニカル分析はある程度の取引量がある事が前提です。

ただでさえ1分取引は短時間投資のため、時間内での取引量が少なくなります。

それに加えてさらに取引量が少ない時間帯での取引だと必然的に勝率は落ちてしまうのです。

下記の画像は朝5時のUSD/JPYの5分足チャートです。

明らかに十字線などの実体の小さいローソク足が頻発しており取引量が少ないのが読み取れます。

5分足のチャート

このように取引量が少ない場面から急に大陽線や大陰線といったものが出現すると、インジケーターが反応しエントリーの基準を満たします(特にオシレーター系のインジケーター)。

そうなると見かけ上はエントリー基準を満たしたように見えますが、実際には予想と反した動きをすることが往々にしてあります。

バイナリーオプションでよく使用されるインジケーターRSIを例に挙げると、上記のような場面で急に大陽線が出現するとRSIの数値は跳ね上がり、一般的に反発のサインとされるRSI=70という数値に達します(下記画像を参照)。

しかし実際のところは「反発せずにそのまま上昇しつづけて取引に負けてしまう」といった結果になってしまうわけです。

5分足のチャート

取引量が少ない時間帯を避ける理由②

取引量が少ない時間帯を避ける2つ目の理由は、同値負けの可能性が高くなるからです。

同値負けとは

エントリー時の価格と判定時刻における価格が同じだった場合、負けとして判定されるため掛金は没収されてしまいます(なかには同値だった場合に掛金が戻ってくる業者も存在しますが僕がおすすめするハイローオーストラリアでは同値だった場合は負けと判定されます)。

これは当たり前の理由なのですが、時間が短いほどその時間内に変動する価格の幅は小さくなります。

取引量の少ない時間帯だとさらに価格の変動幅が小さくなり、結果として同値負けになる可能性が高くなるということです。

 

1分取引の注意点

ここまでの話をまとめて1分取引における注意点を以下に整理します。

1分取引の注意点

  • 「〇〇連敗したら取引を辞める」といったルールを作る
  • 取引量の少ない時間帯(通貨ペア)を避ける
僕自身は1分取引を推奨していないのですが、どうしても行う場合は最低限この2つのルールを守りましょう(短時間で大きな損失を出す恐れがあります)。

 

1分取引のツールとは?

バイナリーオプションの世界には、「サインツール」と呼ばれるツールが存在します。

その名の通り、チャート上に表示されるサイン(矢印など)に従って取引を行うツールです。

そのような便利なサインツールですが、サインツールも一定のロジックを利用して値動きを予測するサインを出します。

つまり、そもそも値動きの予測が難しい1分取引では、サインツールを使ったとしても勝率が安定しないんです。

実際に僕が開発したサインツールであるシンギュラリティも対応こそしていますが、1分取引は推奨していません。

シンギュラリティを使って頂くのであれば、勝率が安定する5分以上(特に5分と1時間取引を推奨)の取引を推奨してます。

当然ですがバイナリーオプション取引を行う目的は「お金を稼ぐこと」です。

確かに1分取引はペイアウト率も高く、超短期取引なので、短期間で繰り返しエントリーできることから魅力的に感じるでしょう。

しかし、1分取引では、この記事で解説したような理由から勝率が安定しにくいので、長期的な視点で考えると安定した勝率の出しやすい5分以上の取引を行った方が稼ぐことができます。

また、便利なサインツールなどのツールが充実しているのもバイナリーオプションの強みなので、サインツールを有効に使えないのも損だと言えます。

僕が開発したサインツール「シンギュラリティ」に興味がある方は以下のリンクからご覧になってください。

 

まとめ

今回は、ハイローオーストラリアの1分取引について解説しました。

1分取引のメリット

  • 短時間で取引が完結する
  • ペイアウト率が高い
  • 30秒取引よりは勝ちやすい

1分取引のデメリット

  • テクニカル分析が効かない
  • 展開が早く、考える時間もない
  • 短時間で大きな損失を出す可能性もある

ハイローオーストラリアの1分取引は、短期間で取引が完結するため、繰り返しエントリーができるうえに、ペイアウト率が高いため、非常に魅力的です。

また、30秒取引よりは、値動きの予測がしやすいことから好んで利用する人も多いです。

しかし、テクニカル分析が効きづらいなど、勝率が安定しない要素も多いので、個人的には取引をおすすめできません。

ハイローオーストラリアであれば、5分以上の取引時間も十分高いペイアウト率となっているので、1分取引をして勝率が安定しないくらいであれば、5分取引などテクニカル分析が効きやすい取引時間を利用した方が結果として手元に残る利益は多くなるはずです。

LINE登録ページ     シンギュラリティ

はじめまして松井隼人と申します。 僕は現在バイナリーオプション、FXのトレードを中心に、システム開発と投資事業を展開しています。   このブログサイトでは、バイナリーオプションやFXについてこれまで僕が学んだ知識や失敗経験を踏まえ 「ゼロから月収100万円稼げるスキルを身につける」 をテーマにトレード全般の情報をお届けしています。  

CTR IMG