突然ですが…
あなたは、勝率80%、90%超えという
極めて高い勝率表記のシグナルツールを見たことはありませんか?
2020年現在では、youtubeでもtwitterでもメディア(ブログ)など色々なところで「勝率80%超え」「勝率90%超え」と表記されたシグナルツールが販売されています。
この極めて高い勝率表記のシグナルツール、
一見、魅力的に見えますが、
実際のところは、
「10回エントリーして5回も勝てない粗悪なツール」
の可能性が極めて高いんです。
仮に勝率90%のシグナルツールだと聞いたら、
100回エントリーして、90回勝てると思いますよね??
でも、この勝率90%というのは、
限られた期間(短い期間)だけを切り取り
そこだけをアピールしているというカラクリです笑
例えば、100回エントリーしたうち、
最初の50回のエントリーでは46回勝てたとしたら、
最初の50回だけを切り取って、
50戦46勝=勝率92%として勝率90%超と表記しています。
でも実際は、100回エントリーしているわけですから、
100戦46勝=勝率46%なわけです。
言われて見ればそうだよな、という話ですが、
意外とこの構造が見えていない方は多いようです。
ちなみに、
こんなツールの裏話を聞くと
「シグナルツールは、使わない方がいいのかな…」
と思ったかもしれませんが、
「シグナルツールを使わない方が良い」
とお伝えしたいのではありません。
僕自身、シグナルツールを使ったエントリーは、
有効な手段の一つとして考えていますし、
裁量だけで勝てない人は「ツールと裁量のトレード」を僕は推奨しています。
何が言いたいのかと言うとシグナルツールを探す場合には
「選び方に注意してください」
という話です。
ちなみにこの業界の常識として
「勝率60%程度」のパフォーマンスがあるシグナルツールや自動売買ソフトは
超優秀な部類に入ります。(もちろん長期間といことが前提)
逆に言えば
過度に高い勝率表記のツールは、何かおかしいと疑問を持つことが重要です。
バイナリー は損益分岐点(どれくらいの勝率で利益が出るかという起点)54.05%以上と言われてますから、
長い期間それ以上の勝率パフォーマンスなら全く問題ないわけです。
また、他にも
・バックテストを行っているか
・マーチンなしの勝率を記載しているか
・リペイントをしていないか
などといった部分をチェックするのもおすすめです。
(リペイントとは後から勝率が書き換わる現象)
ちなみに、僕の使っているツール「シンギュラリティ」は
・勝率は約60%
・当然、リペイントはなし
・取引の成績表を公開していてマーチンなしの勝率を記載
・バックテストの期間(10年)
と言うパフォーマンスですから、
ツール導入を検討している方は是非、比較対象にしてみてください↓
はい、ここまで色々とお話ししてきましたが、
今回お伝えしたかったことをまとめますと、
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過度に高い勝率表記のシグナルツールは、
詐欺ツールの可能性が高い。
その他判断基準は…
・バックテストを行っているか
・マーチンなしの勝率を記載しているか
・リペイントをしていないか
=====================
ということです。
ぜひ、お伝えした選び方を参考にして、
いろいろなシグナルツールを見てみてください。
明日は、「バイナリーオプション業界に潜む闇…その見破り方」についてお話しします。
では、また!