こんにちは、松井です。
「相場は生き物」
この言葉、FXやバイナリーを勉強している人なら
一度は聞いたことがあるかもしれません。
バイナリーで勝つためには
「相場は生き物」の真意を
きちんと理解しておきましょう。
この言葉が意味するのは、ようするに
「相場の値動きはいつも同じではない」
ということ。
僕たちトレーダーの立場からすると、
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いつも同じ手法に頼るのは危険
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ということなんですね。
たとえば、大きなスパンで考えると、
2008年のリーマンショックがあった頃と
今の相場環境ではまったく異なるわけです。
もっと分かりやすく株式投資で考えると、
日本がバブルに沸いていた1980年代だと
バブルが崩壊するまでは「とにかく株を買うこと」が間違いなく勝てる手法だったわけです。
相場環境の変化に適応せずにバブルが崩壊したあとも
とにかく株を買い続けていた人は大損したことでしょう。
バブルの事例は極端な分かりやすい例です。
でも、このような「相場環境の変化」は
常に起こっていると思っておきましょう。
相場環境が変化するから
いつでも勝ち続けられる手法なんて
存在しないわけですね。
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勝ち続けられる手法は存在しない
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これを理解すれば、
一つのツールやノウハウだけに
頼るのがいかに危険かが分かります。
長期的に安定して勝っている人は
常に相場環境の変化に
適応する努力を怠らない人だけです。
僕の場合は、
もちろん自分で裁量取引を
勉強し続けています。
使っているツール(シンギュラリティ)も
相場環境の変化を前提につくられています。
どういうことかというと、
シンギュラリティには
「3つの異なるロジック」が組み込まれていて、
直近の勝率が高いロジックを
自分で選ぶことができるわけです。
シンギュラリティの3つのロジックについては
こちら↓の動画で解説しています。
バイナリーサインツールの新定番!シンギュラリティver2解説動画
相場は生き物であり、
時間によって相場環境は変化する…
これは長期的なスパンだけではなく、
「1日」のなかでも変化しています。
朝9時の為替相場と、
夜9時の値動きでは
傾向が違うわけです。
実際に毎日為替の値動きをみると分かりますが、
明確に違いが分かると思います。
いくつか例をあげると…
- 9時55分は「仲値(なかね)」といって、
銀行における、その日一日の為替レートが決まる時間で取引が集中するので値動きが激しくなる
- 15時くらいの時間帯は
ドイツを中心にした投資家が短期的な利益を狙ってくるので値動きが荒れやすい
- 19時から21時には取引が落ち着きやすい
- 21時前後はニューヨーク市場が開くことに加えて
値動きに影響する指標の発表も多く値動きが大きい時間帯になる
こんな感じで、一日のなかで
どの時間に取引するのかで値動きの様子が
ちがってきます。
トレードの中・上級者であれば
こういった知識は誰でも知っていますが、
初心者の方はこれを知らずに
エントリーしてしまいがちなので
知識として頭にいれておきましょう。
こちらも詳しくは動画で解説しています↓
為替の注目取引時間を知らないとやばい!
…とはいえ、
FXの場合だと、いきなり大きく値動きして
一瞬で損失がふくらんだ!というアクシデントもあるのですが、
バイナリーの場合は、
損失の範囲はあくまでも「賭けた金額だけ」。
そう考えるとリスクは比較的小さいのです。
FXとバイナリーを比べると、
- かけ金以上の損失はでない
- FXよりもメンタルコントロールを必要としない
- 資金管理も比較的カンタン
- 損益確定のスピードがはやい
これらのメリットがあります。
にもかかわらず…
バイナリー=上がるか下がるか賭けるギャンブル
というイメージが強く、
無駄に規制が強くなっているため
FXよりも怪しいイメージがつきまとっています。
FXをやるなら、まずはバイナリーから
始めてみるのは良い選択だと思うのですが^^;
ちょっと話が脱線してしまいましたが、
今日の話をまとめます。
- 相場は生き物
- 環境の変化に合わせて手法やロジックを変える
- 一日のなかの時間帯によっても相場環境は変わる
「バイナリーなら誰でも簡単に勝てる」とは言いませんが、
きちんと勉強してスキルを高めることで着実に勝率はあがっていきます。
バイナリーの業界は、
「誰でも簡単!」のような
ウソの情報も多く、
誘惑も多いのは分かるのですが、
真っ当にスキルを磨いていきましょう!
次回は
「ラインの本当の使い方」
を解説していこうと思います!
では、また!