- 自動売買ツールで勝てない理由がわかる
- 自動売買ツールを使った詐欺の手口がわかる
- 勝てない自動売買ツールの実例がわかる
こんにちは、松井です。
バイナリーオプションをやっているトレーダーであれば一度は「自動売買ツール」を使ってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?
放っておいても簡単に稼げるようになるなら絶対に使ってみたいと思いますよね!
しかしながら、先に結論から言ってしまうとバイナリーオプションで自動売買ツールを使っても稼げません。
今回の記事では、バイナリーオプションの自動売買ツールがなぜ使うべきではないのか徹底的に解説します。
自動売買ツールとは
自動売買ツールとはシステム(プログラム)が自動で取引をおこなってくれるソフトのことです。
バイナリーオプションで自動売買ツールを使っても稼げない理由
バイナリーオプションの自動売買ツールをおすすめできない理由は「詐欺の可能性が高い」からです。
FX用の自動売買ツールであれば優良な商品も存在しているのですが、バイナリーオプション用の自動売買ツールには優良な商品が存在しません。
僕がそのように考える理由は以下の3つです。
優良なものが存在しない理由
- バイナリーオプション業者が自動売買を禁止している(口座凍結)
- 購入後のサポートがない場合が多い
- デメリットの割にそもそもの値段設定が高すぎる
バイナリーオプション業者が自動売買を禁止している(口座凍結)
そもそもほとんどのバイナリーオプション業者が自動売買ツールの使用を禁止しています。
注意ポイント
ハイローオーストラリアでも以下のような売買や取引は禁止されています。
もし自動売買ツールを利用していることが発覚した場合は「口座凍結」という厳しい措置が取られるため、自動売買ツールを利用するのは非常に危険です。
自動売買ツールが稼げるかを議論する前にそもそも口座凍結をされてしまっては意味がありません。
購入後のサポートがない場合が多い
バイナリーオプションの自動売買ツールは、返品期限内だけサポートして後は放置するといったものも少なくありません。
購入後のサポートがないというのは、明らかに勝たせることが目的ではなく「ツールを販売して販売者が儲かればそれで良い」と考えているからですね。
デメリットの割にそもそもの値段設定が高すぎる
ここまで紹介したようにバイナリーオプションの自動売買ツールには以下のようなデメリットがあります。
自動売買ツールのデメリット
- バイナリーオプション業者が禁止していることから口座凍結の危険がある
- 購入後のサポートがおこなわれず、勝てる見込みが薄い
このようなデメリットがあるにも関わらず、サインツールを上回る値段(20万円以上)に設定されている場合が非常に多いです。
口座凍結やいつか負けるのでは?という恐怖に怯えながら自動売買ツールを使うくらいであれば、そのお金でサインツールを購入して、サインツールを活用したトレードを身に付けるべきです。
絶対に騙されるな!詐欺自動売買ツールの例
では、実際にバイナリーオプションで詐欺自動売買ツールはどのように販売されているか典型的な詐欺師の手法を紹介していきます。
トレーダーにとって、自動売買ツールは非常に魅力的ですが、ここで紹介する例をしっかり覚えておいて騙されないようにご注意ください。
詐欺自動売買ツールの例
- 月額制の自動売買ツール
- AIを使った自動売買ツール
- LINE登録で無料配布される自動売買ツール
- SNSや販売ページで誇大広告を打っている
- バックテストの結果を改ざんしている
月額制の自動売買ツール
ツールと言えば買い切りのイメージが強いかもしれませんが、中には月額制の自動売買ツールも存在しています。
以下は、ある自動売買ツールの例です。
月額制自動売買ツールの例
- 契約事務手数料:5万円【初回限り】
- 自動売買月額:3万円(1取引当り5,000円)【毎月】
- VPS使用月額:4,730円【毎月】
このような自動売買ツールは、分割払いの心理を利用しているもので、月額制にすることによって安く感じるという心理を利用しています。
上記の例であれば、初月で約90,000円ほどの費用がかかり、以降は最低でも月額35,000円ほどの費用がかかることになります。
実際に上記のツールを1年間運用したとしたら
- 初月90,000円
- 35,000円×11ヵ月=385,000円
合計475,000円もの費用がかかることになるんです。
非常に高額ですよね。
このような月額制の罠にハマらないように気をつけてください。
AIを使った自動売買ツール
近年、AIを使った自動売買ツールという触れ込みで販売されているものが増えてきていますが、バイナリーオプションの場合、まずAIを使っているものはありません。
ただのプログラムをAIと呼んでいるだけです。
AIとプログラムの違い
- AI:自分で考えて行動する
- プログラム:決められた行動をする
もし本当にAIを利用した自動売買ツールなのであれば、AI自体が自分で思案し、どこでポジションを取るのかを選んでくれることになります。
そんな機能がバイナリーオプションの自動売買ツールに搭載されているとは到底思えません。
あくまで購入を促すためのキャッチコピーですので注意しましょう。
LINE登録で無料配布される自動売買ツール
「LINE登録で自動売買ツールを無料配布」
このような発信を目にする機会は非常に多いですが、そもそもなぜ自動売買ツールを無料配布すると思いますか?
無料配布する理由は以下の3つです。
自動売買ツールを無料配布する理由
- 自動売買ツールを欲しがった人に、別の有料ツールを売りたい
- 自動売買ツールを渡す代わりに口座登録アフィリエイトをさせたい
- 自動売買ツールで取引をさせたい
基本的に自動売買ツールを餌にして、別の収入を得たいというのが主な目的になるでしょう。
特に3番目に記載した「自動売買ツールで取引をさせたい」は悪質です。
口座開設アフィリエイトの中には、口座開設者が取引をすればするほど儲かる仕組みになっているものがあります(この仕組みをレベニューシェアという)。
自動売買ツールであれば、知らず知らずのうちに取引をしてくれるので、レベニューシェアとの相性が非常に良いんですね。
このように無料で自動売買ツールを配布している発信者の目的はあなたを利用して儲けることであり、勝てる自動売買ツールを配布している訳ではありませんので、注意するようにしてください。
SNSや販売ページで誇大広告を打っている
SNSや販売ページで誇大広告を打っている自動売買ツールにも注意してください。
広告やSNS上で、「〇ヶ月でいくら儲かった」「絶対に勝てる」「勝率90%以上」などの信憑性のない謳い文句でトレーダーの興味を引こうとしてきます。
注意ポイント
トレーダーは基本的に男性が多い傾向にあるので、「美女」がトレードをしている設定のアカウント(通称:バイナリー美女)を用意して投稿を繰り返している販売者が多いです。
SNSや販売ページで誇大広告を打っている自動売買ツールには、どれだけ魅力的に見えたとしても絶対に近付かないようにしてください。
バックテストの結果を改ざんしている
自動売買ツールが勝てる証拠としてバックテストを掲載している販売者も多いですが、バックテストの結果は改ざんされている場合があります。
バックテストとは
過去の為替データに基づいて自動売買ソフトを動かした場合に、どれくらい儲かっていたのかを検証するためのテスト
実は、バックテストの結果はある程度操作をすることが可能なので、利益になる証拠がバックテスト結果のみの場合は注意するようにして下さい。
実際に販売されている自動売買ツール実例
次に実際に販売されているバイナリーオプションの自動売買ツールにどんなものがあるのかを解説していきたいと思います。
バイナリーオプションの自動売買ツールで特に有名なものが以下の2つです。
自動売買ツール販売事例
- Zeruch(ゼルク)
- AutoMultiTrader
Zeruch(ゼルク)
ゼルクはタニアキラと名乗る人物が販売している自動売買ツールで「ハイローオーストラリア」専用の自動売買ツールです。
先ほどもお話ししたとおりハイローオーストラリアでは自動売買ツールの使用が禁止されています。
凍結になった場合に責任を取ってくれるわけでもないですし、保証の欄に凍結になった場合のことも書いてありません。
販売者であれば当然、口座凍結になることを知らないはずはないので、非常に悪質だと言えます。
AutoMultiTrader 【バイナリーオプション自動取引ツール】
AutoMultiTraderに関しても対応業者はハイローオーストラリアとなっているようです。
ゼルクの販売者同様、当然、口座凍結の可能性があることを知らないはずがないので、非常に悪質な自動売買ツールだと言えます。
また、販売価格は「300,000円」に設定されており、口座凍結の恐怖に怯えながらこれだけの金額を払う価値はないと思います。
サインツールは安全なの?
自動売買ツールについて知っているのであれば、「サインツール」についてもご存知の方が多いのではないでしょうか?
サインツールとは
サインツールとは、エントリーすべき方向に矢印(サイン)を出してくれるツールのことです。
自動売買ツールを使うと口座凍結などのリスクがあり危険なのであれば「サインツールも危険なのでは?」と思った人もいるかもしれませんが、結論から言うとサインツールは安全です。
その理由は以下の3つになります。
サインツールが安全な理由
- バイナリーオプション業者が禁止していない
- サポートが充実している
- 急な相場の変化に対応できる
バイナリーオプション業者が禁止していない
自動売買ツールを禁止しているバイナリーオプション業者は非常に多いですが、サインツールを禁止しているバイナリーオプション業者は存在しません。
ハイローオーストラリアでもサインツールの利用は禁止されていませんし、サインツールであれば口座凍結の心配をすることなく利用できます。
サポートが充実している
サインツールの場合は、自動売買ツールと違ってサポートが充実している場合が多いです。
僕が開発・販売している「シンギュラリティ」というサインツールの場合であれば、以下のようにサポートをしています。
シンギュラリティのサポート
- 購入者限定サイト
- 購入者専用LINE
- 無期限無料アップデート対応
自動売買ツールでこれほどのサポートをしているものはまずありませんので、サインツールを選んだ方が、後々安心して利用することができます。
相場状況が変わっても対応できる
サインツールは、自分自身でエントリータイミングを決めることができるので、急な相場の変化にも対応することが可能です。
注意ポイント
自動売買ツールは自分自身でエントリータイミングを決めることができないので、急に相場が変化した場合、知らないうちにとんでもない金額を溶かしていたなんてこともあり得ます。
自分でエントリーするというひと手間がある分、サインツールの方が面倒な気がしますが、実際はそのひと手間が自分を助ける結果になるというわけですね。
また、ツールがエントリーポイントを指示してくれるとは言っても、「取引を重ねることにより相場分析の力が身につく」ことや、「他のインジケーターと組み合わせることにより、エントリーの精度を高めることができる」というメリットもあります。
このようなメリットを考慮するとバイナリーオプションで稼ぎ続けるためにはサインツールを利用することをおすすめします。
なお、サインツールに興味がある人は以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
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まとめ
自動売買ツールを利用すれば専門知識を学ぶ必要も無く、自動で24時間取引をおこなってくれるので、どうしても魅力的に感じてしまう気持ちは分かります。
しかし、バイナリーオプションの自動売買ツールは大半が勝てるツールではありませんし、いくら取引が楽になったとしてもそれで資金を溶かしてしまうのであれば何の意味もありません。
もし、どうしてもツールを使って取引をしたいというのであれば、サインツールの利用をおすすめします。
サインツールの場合、自分の手でエントリーをしないといけないものの、相場分析の力を身につけることにより様々な相場に対応できるようになるんです。
僕が開発・販売しているサインツール「シンギュラリティ」については以下のページからご覧になれますので、興味があれば一度ご覧ください。