- MT4で利用できるおすすめのインジケーターがわかる
- 主要インジケーターの攻略法がわかる
- インジケーターの組み合わせ方がわかる
こんにちは松井です。
バイナリーオプションで「テクニカル分析」を用いて相場分析をするために必ず必須となる「インジケーター」を正しく使いこなしていますか。
インジケーターを使いこなすことができれば、バイナリーオプションで勝てるのですが、インジケーターの使い方を理解していないために「インジケーターを使っても勝てない」と嘆く方が多いのが現状です。
そこで今回はバイナリーオプションにおけるインジケーターの使い方やオススメの組み合わせなどを解説していきます。
インジケーターとは?
為替レート(価格)のデータを元に計算をおこない、計算結果をチャート上に表示することで、売買の判断を助ける指標となるもので、テクニカル分析をおこなう際はインジケーターの数値を参考に取引をすることになります。
また、インジケーターは大きく「オシレーター系」と「トレンド系」に分けることが出来ます。
※上記はチャートにインジケーターを挿入した例です。
無料ツールMT4で利用できるおすすめのインジケーター
まずはバイナリーオプショントレーダーなら誰もが利用している「MT4」で利用することができるおすすめのインジケーターを「トレンド系」「オシレーター系」に分けて紹介していきたいと思います。
MT4とは
MT4(メタトレーダー4/MetaTrader4)はロシアのMetaQuotes社が開発したFXのトレーディングソフトで、テクニカル分析に使用するチャートや多数のインジケーターを使用でき、世界中のトレーダーに使用されています。
トレンド系のおすすめインジケーター3選
トレンド系の中でおすすめのインジケーター以下の3つです。
トレンド系のインジケーター
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
移動平均線
移動平均線は、その見やすさやわかりやすさから多くのトレーダーに利用されています。
移動平均線とは?
ある一定期間の価格から平均値を計算し折れ線グラフで表したもので、上昇・下降トレンドの認識など相場の方向を把握するのに使用されます。
そして「何本分のローソク足(どれくらいの一定期間の価格)を基に計算するか?」を変えて複数本の線を表示させるのが一般的です。
短期・中期・長期と3種類表示させることが多く、それぞれの主な期間(ローソク足の本数)は以下のようになっています。
短期・中期・長期の主な期間
- 短期線(5、7、14、20本)、
- 中期線(20、21、50、75本)
- 長期線(75、100、180、200本)
移動平均線について学びたい方は以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
この記事で得られる事移動平均線の構成・計算式について理解できる 移動平均線の効果的な使い方と使用上の注意点を理解できるこんにちは松井です。移動平均線はトレードする上で重要なチャートなのはなんとな[…]
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、1980年頃に米国人投資家であるジョン・ボリンジャーにより考案されたトレンド分析に用いるインジケーターです。
ボリンジャーバンドとは
中央にある移動平均線と統計学の手法を用いて導いた上下に 2 本ずつの標準偏差というバンドで構成されるインジケーターで、上昇・下降トレンドまたはレンジ相場の認識や、ローソク足の反発を見極めて逆張りの手法に利用します。
また、ボリンジャーバンドは以下のように構成されています。
ボリンジャーバンドの構成
- 中心に過去N日間の単純移動平均線(通常は20日間)
- 上部に単純移動平均線 + 標準偏差(σ)
- 下部に単純移動平均線 – 標準偏差(σ)
以下の図では移動平均線の上部に2σおよび3σ、下部に-2σおよび-3σを表示しています。
ボリンジャーバンドについて詳しく学びたい方は以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
この記事で得られる事バンドウォークが何かを理解することができる バンドウォーク発生を予測することできる バンドウォーク発生時の注意点がわかる こんにちは、松井です。&nb[…]
一目均衡表
一目均衡表は、都新聞社(現在の東京新聞)の商況部部長であった一目山人(ペンネーム)によって1936年に開発された日本発祥のインジケーターで、世界中で利用されています。
一目均衡表とは
その名の通り一目で相場の状況を判断できるインジケーターで、「相場は買い方と売り方の均衡が崩れた方向に動く」という考えを基に作られており、主に売買ポイントとして利用されています。
なお、一目均衡表は以下の5つの線で構成されています。
一目均衡表の構成
【基準線】
過去26本分の最高値と最安値の中心値を結んだ線
計算式:(過去26本間の最高値+過去26本間の最安値)÷2
【転換線】
過去9本分の最高値と最安値の中心値を結んだ線
計算式:(過去9本間の最高値+過去9本間の最安値)÷2
【遅行スパン】
当日の終値を26本分(当足含む)過去に表示
計算式:当足の終値を26本過去にずらして表示
【先行スパン1】
基準線と転換線の中心を、26本(当足含む)先に先行させて表示
計算式:(転換線+基準線)÷2を26本分将来に表示
【先行スパン2】
当日の終値を26本前(当足含む)先に先行させて表示
計算式:(過去52本間の最高値+過去52本間の最安値)÷2を26本分先に表示
一目均衡表について詳しく知りたい方は以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
この記事で得られる事一目均衡表を使用した相場の転換点の予測方法がわかる 一目均衡表使用上の注意点がわかるこんにちは、松井です。「一目均衡表はどんな時に使用するの?」と思っていませんか?&[…]
オシレーター系のおすすめインジケーター3選
オシレーター系の中でおすすめのインジケーター以下の3つです。
オシレーター系のインジケーター
- ストキャスティクス
- RSI
- MACD
ストキャスティクス
ストキャスティクス(以下ストキャス)は1950年代に米国のアナリスト、ジョージ・レーン氏が開発したインジケーターです。
ストキャスティクスとは
オシレーター系のインジケーターの一種で、一定期間の相場における高値と安値に対して現在の価格がどの位置にあるのかを数値で表しています。
0%〜100%の間で示されており、値が小さいほど売られすぎ、値が大きいほど買われすぎの状態を意味します。
またストキャスティクスには以下の2種類があります。
ストキャスティクスの種類
- ファストストキャスティクス:「%K」と%Kを平均して算出した「%D」という2本のラインで構成
- スローストキャスティクス:「%D」と%Dを平均して算出した「S%D(スロー%D)」という2本のラインで構成
ストキャスティクスについて詳しく知りたい方は以下の記事で解説していますので、ご覧ください。
この記事で得られる事ストキャスティクスの構成・計算式が理解できる ストキャスティクスの弱点・攻略法が理解できるこんにちは、松井です。ストキャスティクスを使いたいけどどのように使って勝率を上げ[…]
RSI
RSIは、「Relative Strength Index(相対力指数)」の略で、テクニカルアナリストのJ.W.ワイルダー氏によって開発されました。
RSIとは
一定期間の値動きを上昇と下降に分けて、上昇分が全体の何%になるかというのを示したもので、「買われすぎているか?」または「売られすぎているか?」を数値で表したオシレーター系のインジケーターの1つです。
値は0%〜100%の間で示されており、値が小さいほど売られすぎ、値が大きいほど買われすぎの状態を意味します。
RSIは、主に逆張りに利用されるインジケーターです。
RSIについて詳しく知りたい方は以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
この記事で得られる事RSIの構成・計算式について理解できる RSIの使用上の注意点・攻略法について理解できる今回の記事ではオシレーター系のインジケーターであるRSIについて詳しく説明しま[…]
MACD
MACDは、トレンド系とオシレーター系両方の特性をもつ移動平均線を改良して出来上がったテクニカル指標です。
MACDとは
トレンド発生時に効果的なインジケーターで、2つの移動平均線を使用して、買いと売りのタイミングを判断することができます。
また、MACDは、MACD線と言われる棒グラフとシグナルと言われる線で構成されています。
MACDについて詳しく知りたい方は以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
勝率を上げるための主要インジケーター攻略法
それでは、ここまでにご紹介したおすすめインジケーターの具体的な攻略法を紹介していきます。
移動平均線攻略法
移動平均線の主な使い方は大きく2つあります。
移動平均線の使い方
- 下値支持線(サポートライン)と上値抵抗線(レジスタンスライン)になる場合
- トレンドを把握するために活用する
下値支持線(サポートライン)と上値抵抗線(レジスタンスライン)になる場合
通常、サポートラインやレジスタンスラインと言えば、前日の高値や安値の位置に水平線を引くことが多いですが、移動平均線をサポートラインやレジスタンスラインとすることができます。
ローソク足が移動平均線にタッチした所で反発しているため、移動平均線にローソク足がタッチした時点で逆張りエントリーが有効です。
ただし、移動平均線はローソク足の変動に対して反応が遅いので、タイムラグが生じる傾向があります。
そのため、移動平均線単体では相場の値動きを予想するのは難しいので、他のインジケーターを組み合わせることをおすすめします。
トレンドを把握するために活用する
移動平均線はローソク足の終値を平均化して表したインジケー ターなので、当然ですが価格の変動と共に上方向に進んだり、下方向に進みます。
そして、中でも短期線の方がローソク足に近い動きをするのが特徴です。
この特性を生かしてチャート上に短期線・中期線・長期線の3本を表示しておくとトレンドの判断がしやすくなります。
特に意識していただきたいのが以下の2つです。
意識したいポイント
ゴールデンクロス:短期線が長期線を 上方向に突き抜けるポイント
※強い上昇トレンドが発生していると判断できる
デッドクロス:短期線が 長期線を下方向に突き抜けるポイント
※強い下落トレンドが発生していると判断できる
ゴールデンクロス=上昇シグナルなので買いのサイン
デッドクロス=下降シグナルなので売りサイン
として判断材料とされる事が多いです。(順張りとして使用)
このことから、ローソク足が移動平均線より“上”にあるときは強気(上昇)相場 。
ローソク足が移動平均線より“下”にあるときは弱気(下降)相場
ローソク足と移動平均線が重なっているときは迷い(レンジ)相場
と判断できます。
ボリンジャーバンド攻略法
ボリンジャーバンドの主な使い方は大きく2つあります。
ボリンジャーバンドの使い方
- トレンド発生の見極めとして活用する
- 逆張り手法として活用する
トレンド発生の見極めとして活用する
ボリンジャーバンドを利用してレンジ相場→トレンド発生を見極めることができます。
その際に覚えておきたいのが以下の2つです。
覚えておきたいポイント
スクイーズ:バンドが収縮していく状態
エクスパンション:収縮したバンドが一気に上下外へ広がっていく状態
価格が横ばい(レンジ相場)の時(チャートの左側)はボリンジャーバンド同士はある一定の幅で推移しており、一度バンドが収縮(スクイーズ)してから、ボリンジャーバンドが拡張(エクスパンション)し上昇トレンドに転換しています。
このようにスクイーズしてからバンドが拡がり出した時は、今後トレンド相場に入るかもしれないと考えることができるんです。
逆張り手法として活用する
ボリンジャーバンドは「±2σの場合では 95.45%」「±3σの場合では 99.73%」の確率で終値が各バンドに収まるとされています。
つまり「価格が±2σや±3σの外側にはずれた場合は高い確率で価格が反発し、再びバンド内に戻ってくるだろう」 と考え、バンドにタッチした時点で逆張りエントリーすることができるんです。
注意ポイント
ローソク足がボリンジャーバンドにタッチしたらどんな場面でも反発するというわけではありません。
「スクイーズ→エクスパンション」からのトレンド発生時には、ボリンジャーバンドに タッチしているにもかかわらず反発しない事がしばしば起こります。
ちなみに下の図のように連続でボリンジャーバンドにタッチしていることを 「バンドウォーク」と呼びます。
ボリンジャーバンドで逆張りをするのであれば、値動きが激しくないレンジ相場で使うようにしましょう。
RSI攻略法
RSIは「買われすぎ、売られすぎ」を表したオシレーター系のインジケーターなので、「買われすぎ・売られすぎの状態」になった時、価格の反発を狙う(逆張りを狙う)のが一般的な使い方です。
逆張りのポイント
- RSIが70%以上の時が買われすぎ水準:Lowエントリーのサイン
- RSIが30%以上の時が売られすぎ水準 :Highエントリーのサイン
1点注意していただきたいのが、RSIは基本的にはレンジ相場で有効なインジケーターだということです。
RSIは、ローソク足の値上がり幅と値下がり幅を基に計算されますので、相対的にどれだけ価格が動いたかで値が決まってきます。
例えば、今までローソク足間の価格の変動幅が10pips程度のレンジ相場だったのにもかかわらず、値動きが急に活発になり変動幅が40〜50pipsとなった場合、RSIの数値は急激に上がり「買われすぎ水準」といわれる70%に達する可能性があります。
RSI自体は、価格の変動幅が同じくらいのレンジ相場で力を発揮します。
ストキャスティクス攻略法
ストキャスティクスもRSI同様に、 相場の売られすぎ、または買われすぎかどうかを判断します。
そのため、相場の反転を見極めて逆張りでエントリーするのが一般的です。
逆張りのポイント
%D・S%D共に80%以上の時に、%DがS%Dを上から下抜いた時(デッドクロス):Lowエントリーのサイン
%D・S%D共に20%以上の時に、%DがS%Dを下から上抜いた時(デッドクロス):Highエントリーのサイン
また、ストキャスティクスに関してもRSI同様にレンジ相場の方が機能しやすいです。
急激に価格の変化があった場合、数値は見かけ上は水準に達していても、 実際には「買われすぎているわけではない」ということを覚えておいて下さい。
MACD攻略法
MACDの主な使い方は大きく2つあります。
MACDの使い方
- トレンドの強さの見極め
- 売買のポイントの見極め
トレンドの強さの見極め
MACDをトレンドの強さを見極めるために使用します。
ポイント
「MACDラインが真ん中の0点より上にあるか?下にあるか?」に着目します。
- 0点より上にある場合:上昇方向の流れ
- 0点より下にある場合:下降方向の流れ
※それぞれ角度が急であるほど価格の上昇・下落の勢いが強いと判断できます。
売買のポイントの見極め
MACDを使って売買のポイントを見極めることができます。
ポイント
MACD線がシグナル線を下から上へクロス(ゴールデンクロス) :Highのサイン
MACD線がシグナル線を上から下へクロス(デッドクロス):Lowのサイン
※特に、以下の条件が重なった時には、より根拠が強くなります。
Highのサイン:0点のラインより上で発生
Lowのサイン:0点のラインより下で発生
注意ポイント
基本的にMACDを使った売買ポイントの見極めは、短時間の取引がメインとなるバイナリーオプションでは使用しづらいです。
上記のようなサインが出た場合は、 今後トレンドが発生する可能性が高いと認識する程度の方が良いかと思います。
おすすめのインジケーターの組み合わせ
各インジケーターは単独で使うよりも、組み合わせることによってさらに根拠が強くなります。
ここではインジケーターの組み合わせ方の代表的なものを紹介しますので、参考にしてみて下さい。
MACD+ストキャスティクス
使い方
MACDで方向性を確認し、ストキャスティクスがMACDと同じ方向を示したらエントリー。
MACDでHighかLowのどちらでエントリーするかを判断し、ストキャスティクスでエントリーのタイミングを図っていきます。
MACD+RSI
使い方
レンジ相場であることを確認したうえで、RSIの売買サインとMACDの売買サインが同時に現れた場合にエントリーをおこなう。
2つの逆張りの根拠を合わせることにより、エントリーの信頼度を高めようと言うものです。
根拠を重ねている分だけエントリー回数は減ってしまう点は注意してください。
ボリンジャーバンド+RSI
使い方
例えば、RSIが70%を超えた+ボリンジャーバンド2σにタッチでエントリーと言ったように逆張りで利用する。
また、ボリンジャーバンドを利用することで、レンジ相場が判断しやすくなるので、必然的にRSIの信頼性が高くなるでしょう。
バイナリーオプションでは鉄板の組み合わせです。
移動平均線+MACD
使い方
MACDで移動平均線のローソク足の変動に対して反応が遅いというウィークポイントをカバー
基本的にはMACDで判断しつつ、移動平均線のゴールデンクロス、デッドクロスでトレンドを読んでいくのがおすすめです。
一目均衡表+MACD
使い方
雲が厚ければ反発しやすい相場:ポジションは取らない
雲が薄ければ反発しにくい相場:ポジションを取る
MACDを見つつトレンドに対して順張りを仕掛ける組み合わせ方です。
移動平均線+RSI
使い方
ゴールデンクロス+RSIが50%以上:上昇傾向
デッドクロス+RSIが50%以下:下落傾向
エントリーのタイミングよりもトレンドを把握するための組み合わせです。
高勝率を目指すならサインツールを使うのもあり
インジケーターを使い始めた初心者にありがちなのが、MT4に大量のインジケーターを表示させてしまいまともに分析が出来なくなっている状態です。
これでは「見るポイントが多すぎてエントリー自体ができなくなってまう」という自体に陥りかねません。
そんな時に役に立つのが「サインツール」です。
サインツールとは
エントリーすべき方向に向けて矢印を出してくれるツール。
サインツールのサインは開発者が考案したロジックを元に表示されており、エントリーするうえで非常に強い根拠として利用することができます。
また、「サインツール+裁量」の組み合わせでエントリーをおこなうのもおすすめです。
サインツール+裁量の例
逆張り専用ツールを利用している時にボリンジャーバンドを同時表示してバンドウォークを避けてエントリーした。
]自分が使っているサインツールの特性やサインが出るタイミングを見極め、より根拠が高く勝ちやすいタイミングでのみエントリーをすることで勝率を高めることができます。
また、僕自身もサインツールを開発し、今まで4年間で1500人以上の方に導入して頂いています。
もし、僕が開発したサインツール「シンギュラリティ」に興味がある方はぜひ以下から詳細を見てみてください。
インジケーターの導入の仕方
そもそもMT4にインジケーターを導入する方法が分からないという方のためにMT4へインジケーターを導入する方法を解説します。
インジケーターは以下の2つの方法で追加することができます。
インジケーターの追加
- 「挿入」から追加
- 「ナビゲーター」から追加
「挿入」から追加
まずは「挿入」から追加する方法です。
「挿入」から追加する方法
MT4上部の「挿入」をクリック
↓
「インディケータ」をクリック
↓
- トレンド
- オシレーター
- ボリューム
- ビル・ウィリアムス
- カスタム
から表示したいインジケーターを選択
「ナビゲーター」から追加
次に「ナビゲーター」から追加する方法です。
「ナビゲーター」から追加する方法
MT4上部の「表示」から「ナビゲーター」をクリック
↓
「ナビゲーター」上で表示したいインジケーターをメイン画面にドラッグ
外部から入手したオリジナルインジケーターの追加
MT4に元から入っているインジケーター以外のオリジナルインジケーターを利用したい場合は、以下の手順で追加、挿入します。
オリジナルインジケーターを追加する方法
MT4上部の「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリック
↓
「MQL4」を開き、さらに「indicators」をクリック
↓
「indicators」の中にインジケーターファイル(拡張子が「〇〇.ex4」というファイル)を入れる
↓
MT4を再起動
MT4を再起動したら、「挿入」→「インディケータ」→「カスタム」から追加したインジケーターを選択して下さい。
同じ画面に複数のインジケーターを追加する方法
複数のインジケーターを表示した場合、ローソク足や各インジケーターが小さく表示されて見づらいという悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
MT4では複数のインジケーターを1つの画面に表示することができますので、複数のインジケーターを表示したい場合は、以下の方法で1つの画面に表示しましょう。
同じ画面にインジケーターを表示する方法
上部メニューの「表示」→「ナビゲーター」をクリック
↓
表示させたいインジケーターを選択し、表示させたい部分にドラッグ
MT4のスマホアプリにインジケーターは追加できる?
MT4にはスマホアプリが存在していますが、スマホアプリ版MT4にもインジケーターを追加することができます。
インジケーターの表示方法
チャート画面をタップ
↓
インディケータをタップ
↓
利用したいインジケーターを選択
インジケーターについてよくある質問
インジケーターについてよくある質問をまとめたのでご覧ください。
基本的にはこの記事で解説した6つのインジケーターをおすすめしています。
- ストキャスティクス
- RSI
- MACD
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
これらのインジケーターは、バイナリーオプションにおいてよく利用されており、テクニカル分析をおこなううえでも非常に使いやすいインジケーターなので、まずはこの6つの使い方を覚えるようにすることをおすすめします。
MT4に入っていないインジケーターは大きく「無料」と「有料」に分けることができますが、基本的にインターネット上で販売や配布されていることが多く、有料のインジケーターは販売者が自分の運営しているサイトなどで販売しています。
なお、無料の場合は以下のような形で配布されている場合が多いです。
- LINE登録特典でインジケータープレゼント
- YouTubeのプレゼント企画
- TwitterなどSNSでのプレゼント企画
基本的にはMT4に入っているインジケーターで十分かと思いますが、中には非常に役に立つインジケーターを販売・配布している方もいるので、興味があればぜひ調べてみてください。
僕は、以下の理由からインジケーターを3つ以上入れることはおすすめしていません。
- 見るポイントが多すぎてエントリーができなくなる
- MT4が重たくなる
そもそもバイナリーオプションにおいて「自動売買ツールは使わない方が良い」です。
なぜ自動売買ツールを使わない方が良いのかその理由は以下の2つです。
- 口座凍結になる可能性がある
- まともな自動売買ツールがない
自動売買ツールは基本的にバイナリーオプションの世界では使用を禁止している業者がほとんどです。
そして、自動売買ツールを利用した場合は規約違反として「口座凍結」になってしまう可能性があるんです。
せっかく自動売買ツールを使えても口座凍結になってしまっては意味がありませんね。
まとめ
本日はバイナリーオプションにおけるインジケーターについて「そもそもインジケーターとは?」と言った基本的な解説から「おすすめのインジケーターの組み合わせ方」と言った応用まで解説してきました。
僕自身の色々な方にLINEやYouTubeを通じてバイナリーオプションについて教えていますが、初心者の方からよく
「絶対に勝てるインジケーターはなんですか?」
なんて質問をいただきます。
結論からいうと、絶対に勝てるインジケーターなんてものは存在しません。
ですが、インジケーターの使い方を理解し、使いこなすことができれば勝つことができます。
バイナリーオプションで勝つために大事なことはインジケーターを使って「正しく相場状況を認識できるか?」ということです。
正しく相場状況を認識するために、そのためにはインジケーターはもちろん様々な知識を得る必要があるため、これからも学んでいくことをおすすめします。
ちなみに、僕がLINEにて提供している「プロトレーダー養成講座」では、バイナリーオプションの知識や勝ち方などをお届けしているので興味があればご参加ください。
なお、今LINEに登録した方には、プロトレーダーである僕が執筆した「トレード1年目の教科書」を無料でプレゼントします。